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福島第一原発に医療チーム増派 複数・24時間が実現

2011年6月30日23時1分

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 菅政権は30日、東電福島第一原発に被曝(ひばく)医療の専門医らによる医療チームを7月1日から9月まで交代で派遣する、と発表した。これまでの産業医科大などからの派遣と併せて、複数の医師が24時間常駐する態勢ができる。

 厚生労働省などによると、医療チームは医師、看護師、放射線管理担当者の計3人で構成。いずれも男性で、5、6号機サービス建屋1階に設けた救急医療室に48時間交代で派遣する。除染作業もできる治療スペースやベッド8床を配備した。被曝のほか、熱中症や心疾患などを起こした作業員の緊急的な診療にあたる。派遣は当面、熱中症が懸念される9月までを予定している。

 医療チームは、広島大学が事務局となって、国立大学などに協力を求めて出していく。

 免震重要棟内で診療にあたる従来の派遣医師は、風邪などの病気や健康診断、健康相談を担当する。

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