セシウム濃度10万分の1に 浄化装置試験運転で目標達成
福島原発
東京電力は24日、福島第1原子力発電所の高濃度汚染水浄化処理システムの試験運転で放射性セシウムの濃度が10万分の1に下がったと発表した。米キュリオンの装置では濃度は10分の1にしか減らなかったが仏アレバの装置でさらに1万分の1に下がり、両方を合わせると目標を達成した。キュリオンの装置は濃度を約1000分の1に下げる目標だった。以前に流れた高濃度汚染水の残りが混ざった可能性があるという。
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