tmuxのコピーモード
初めはディスクトップ環境のGUIだし、マウスを使ってコピーした方が早いと考えていたのですが。調べたり試したりしているとこれがずいぶんと便利に良くできていることがわかりました。
コピーモードにはいるとキー操作によるカーソル移動が出来ます。自分はviのキーマップを使っているのですが、試したところ、
gg、による先頭移動
G、による最終行移動
が出来ました。hjklによる移動、0による行頭、$による行末移動もviのコマンドモードと同じですが、viと同じく前置引数による回数指定も出来ました。
これらのカーソル移動操作を使うと、マウス操作でスクロールする必要もなく、より確実に長文の範囲指定が出来そうです。コピーモードに入ると右上になにやら表示が出て、選択を開始すると選択中の文字列が反転状態になります。
参考:
複数のバッファを管理する
コピペ操作でGNU screenと大きく異なるのは、クリップボードマネージャのように複数個のテキストを記憶できること。
既定のバッファは0番で、繰り返しコピー操作を行うことで、どんどんバッファは増えていく。上限(後述)に達すると古いものが消える。
(0番のバッファを入力/貼り付け・「-b 0」は省略可で「Prefix – ]」に割り当て済み)
$ tmux paste-buffer(1番のバッファを入力/貼り付け)
$ tmux paste-buffer -b 1(バッファ一覧を表示)
$ tmux list-buffer(2番のバッファの内容を表示)
$ tmux show-buffer -b 2(1番のバッファを消す)
$ tmux delete-buffer -b 1(2番のバッファをファイルに書き出す)
$ tmux save-buffer -b 2 [出力ファイルの場所](ファイルの内容を1番のバッファに記憶)
$ tmux load-buffer -b 1 [入力ファイルの場所](2番のバッファを新しい内容で書き換える)
$ tmux show-buffer -b 2 [新しい文字列](2番のバッファを0番にコピー)
$ tmux copy-buffer -a 2 -b 0 [新しい文字列]
引用元: 端末の中で仮想端末を管理するtmux(GNU screenの代替)について(コピペとバッファに関する操作・バッファ数上限と後方スクロール行数の変更) – 試験運用中なLinux備忘録.
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