情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

今週から化学療法開始!~体力を維持しながら悪漢退治へ

2011-06-05 10:44:36 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 先週インフォームドコンセント(詳細説明)に続けてセカンドオピニオン(他院意見)を受け、現在かかっている病院の治療方針に間違いがないことを確信することができました。今週から、化学療法を始めます。抗がん剤は、シスプラチンとゲムシタビン。いろいろな人の伝手で、日本だけでなく、米国の病院にも問い合わせた結果、この治療方針が胆のう癌(腹膜転移あり)に対するオーソドックスな治療法としては、ベストの選択肢だということが確認できました。お骨折りいただいた皆さん、ありがとうございます。

 ゲムシタビン(代謝拮抗剤)は、DNAを合成する酵素の働きを妨げ、癌細胞の像力を抑えるもの、シスプラチン(プラチナ製剤)は、DNAの鎖同士を結び付け、その複製を妨げるもの、ということです。この両者を併用すると効果が高まるとも言われているようです。今週から週1回の点滴が始まります。

 抗がん剤というと、髪の毛が抜けるとか、嘔吐するというイメージがありますが、最近は、副作用を予防する薬もあるそうなので、安心しています。

 そして、この間、PET検査と大腸カメラ検査を行ったんですが、必要なこととはいえ、やっぱり避けたいもんですね~。

 PET検査は、一定量の放射性物質を体内に入れるもんだから、体内に回るまで待つ部屋に厚いドアが設置してあり、歩く放射能状態。でも、500ミリリットルの水を飲んで、十分尿を出すと、解放されました。

 他方、大腸カメラ検査は、身体への影響という意味では、PET検査よりも軽いと思うのですが、下剤を大量に飲んで腸内をすっきりさせる準備作業が少しきついうえ、実際に腸にカメラを入れた後、カメラが空気を注入しながら匍匐前進するので、腸内に空気が貯まってきつかった。最初は、ぶー、ぶー、おならしながら、いい感じで進んていたが、途中から体位を変えても、なかなか空気が出なくなり、約50㎝進んだところでギブアップ。やっぱり、根性無しであることを確認させられてしまった~。

 一番手前の狭窄部分には、腸の外部からの突起物と思われる赤い物体があることが確認され、その一部を小さなクリップでぷつっと挟んで細胞検査に回されました。

 
 オーソドックスな治療に加え、何ができるかを検討中ですが、何よりもストレスフリーで、前向きな精神状態を維持したいと思っています。そして、現在、そういう環境に多くの方の力でいられることを感謝しています。

 いろいろな形でエールをいただいています。ありがとうございます。皆さんに、お返事はできませんが、いまのところ、こんな感じで頑張っています。

 




★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて:Gilbert's Nuremberg Diary)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。なお、多忙につき、試行的に、コメントの反映はしないようにします。コメント内容の名誉毀損性、プライバシー侵害性についての確認をすることが難しいためです。情報提供、提案、誤りの指摘などは、コメント欄を通じて、今後ともよろしくお願いします。転載、引用はこれまでどおり大歓迎です。


最新の画像もっと見る