事故で左脳を失って絵がうまくなった女の子

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事故で左脳を失って絵がうまくなった女の子

やっぱり右脳・左脳ってあるのかな...。

露サンクトペテルブルグのTaisia Sidorovaさん(21)は3年前、車の事故で頭蓋骨の半分が潰れ、骨の破片が脳に食い込み意識不明の重体となりました。

医師はダメージを受けた脳の左半分(論理・分析能力を司る)を切除することに決め、家族に回復の見込みは薄い、体が一生不自由なままかもしれないと伝え、最後のお別れの儀式までしていたのですが...

それから3年。

Taisiaさんはゆっくり意識を回復し、実家に退院を許され、少しずつだけど体も動いていきます。そして、不思議なことが起こったのです。以下はお母さんのコメント。

「ここにいる間は、頭蓋骨を元通りに直す手術もまだあったので、養生して力を回復しなきゃならなかったんですね」、「それで治療にもなるということでスケッチを始めたんです。前の娘はスケッチなんて一度も興味示したことなかったんですけど。やってみたらこれがとても上手なの。そこで絵の具も買ってあげました。今はクラスでも一番なんですよ」

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美術教師のLudmilla Ostrowskiさんはこう話しています。

全く別人ですよ―今の彼女にはアートに対する才能が自然に備わっています。まったく信じられないことですよ。

ストーリーを人に伝えるものがアートだとするなら、Taisiaさんの作品ほどそれを強く意識させるアートもないですね。

[Daily Mail]

Casey Chan(原文/satomi)