サイトの表現力を向上、ウェブフォントサービス「FONT+」


 ソフトバンク・テクノロジー株式会社は27日、フォントを制作・販売するフォントワークス株式会社、株式会社イワタ、株式会社モトヤの3社と業務提携し、ウェブフォントサービス「FONT+(フォントプラス)」の提供を開始した。

 ウェブフォントとは、フォントがインストールされていないPCやスマートフォンなどのデバイスでも、インターネットを介してフォントを読み込んで表示する仕組み。サービス第1弾として、フォントワークスの約200書体のフォントを配信する。今後、各社のフォントも順次追加していく。

 これまでサイト閲覧時には、デバイスに組み込まれたフォント以外は表示できなかった。しかしフォントプラスを利用すれば、サイト側が選んだフォントが組み込まれていないデバイスでもそのフォントを表示できる。目的に合わせたフォントでコンテンツをアピールすることが可能となり、サイトの表現力が向上するという。

 フォントプラスの提供方法としては、SaaS型の「クラウドサービス」と、オンプレミス型の「インテグレーションサービス」の2通りがある。クラウドサービスは初期費用が1万500円、月額1050円の「バリューライセンス」などがあり、1カ月無料で試用できるプランも用意する。

フォントの違いでサイトの表情が変わり、他のサイトに差をつけられるという

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(増田 覚)

2011/7/27 14:21