総理大臣顕彰(そうりだいじんけんしょう)
優れた行いをした団体や人を、内閣総理大臣が表彰する。受賞者には、内閣総理大臣が顕彰状と記念の盾を手渡する。国の施策に貢献した人、文化・スポーツなどの発展に貢献した人を対象として、内閣が受賞者を決める。
1966年に初めて設けられ、現在までに15団体と27人が受賞している。最近では、1999年 7月に、ハイジャック事件で刺殺された長島機長が21件目の受賞をした。これに続き、田村亮子選手は22件目の受賞となった。
過去には、青函トンネルの日本鉄道建設公団、明石海峡大橋の本四公団、などが総理大臣顕彰を受賞している。
また個人では、宇宙飛行士の向井千秋さんや土井隆雄さん、プロゴルファーの岡本綾子選手、サッカーのジーコ選手らが、それぞれ内閣総理大臣顕彰を受賞している。
(2000.11.09更新)
内閣総理大臣顕彰
(総理大臣顕彰 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 15:34 UTC 版)
内閣総理大臣顕彰(ないかくそうりだいじんけんしょう)は、日本の内閣総理大臣が授与する顕彰である。1966年(昭和41年)、当時の首相・佐藤栄作によって創設され[1]、2023年4月時点でこれまでに35人、15団体[注釈 1]に対して授与されている。
注釈
- ^ a b 本州四国連絡橋公団は瀬戸大橋完成時と明石海峡大橋完成時の2回表彰されている。
- ^ ただし福田赳夫は1977年に国民栄誉賞を創設し、王貞治(1977年)と古賀政男(1978年)を表彰している。
- ^ 松代町地震対策本部、松代町消防団、長野県警松代警察署、陸上自衛隊松代派遣部隊、東京大学地震研究所、気象庁地震観測所(現・気象庁松代地震観測所)の計6団体に個別に授与。
- ^ 特定の大会の代表チームでなく1952年ヘルシンキ大会以降授賞時までの歴代同チームの功績を顕彰。
- ^ 機長、副操縦士、航空機関士、客室乗務員3名、客室乗務員訓練生の計7名に個別に授与。
- ^ 介抱強盗を取り押さえたが返り討ちを受け死亡。
- ^ 同大会の女子マラソン競技で金メダルの高橋尚子が国民栄誉賞を受けており、均衡を図るためといわれている。
出典
- ^ a b 「なでしこ表彰の舞台裏」『日本経済新聞』2011年8月4日夕刊 政界面
- ^ a b c d 内閣総理大臣顕彰について - 内閣府
- ^ 内閣総理大臣顕彰とは - コトバンク
- ^ 内閣総理大臣顕彰受賞一覧 (PDF) - 内閣府
- ^ 佐藤琢磨氏に総理大臣顕彰,時事通信社,2017年7月28日
- ^ 「インディ500」優勝の佐藤琢磨選手に総理大臣顕彰,NHKニュース,2017年7月28日
- 1 内閣総理大臣顕彰とは
- 2 内閣総理大臣顕彰の概要
- 3 外部リンク
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