なぜ大川小だけ多数被害…説明求め要望書

東日本大震災津波で全児童の7割近い74人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小の保護者有志が1日、同市教育委員会に対し、避難時の状況について検証し、改めて説明するよう要望書を提出した。

また、他の学校の例を挙げて、「校舎が津波にのみ込まれながらも安全な高台に避難させ、学校管理下の児童・生徒の命を守っている」とした。
同小周辺には、津波が逆流した北上川に沿って、ほかにも小中学校が4校あり、計13人の児童・生徒が死亡・行方不明となった。各校や市教委によると、犠牲になったのはいずれも、学校から帰宅した後だったという。

記事に添付されている図がわかりやすく、確かに、北上川沿いの他の学校と比べて、大川小の死者数が極めて突出しています。だから大川小の対応に不備、問題があったとは即断できませんが、当時、他により適切な避難方法はなかったのか、なぜそのような方法に依ることができなかったのか、依れなかった原因は何か、といったことは、ご遺族に対する十分な説明のためにも、また、今後の災害対策に生かすためにも、十分な検証、反省が必要ではないかと思います。
失われた尊い生命は戻りませんが、そうした検証、反省が今後の災害対策に大きく生かされることが、児童や教職員を単なる犠牲で終わらせず、せめてもの供養にもあるのではないかと感じます。

2011年06月01日のツイート

半日勤務・TシャツOK…通信各社、節電に汗

http://www.asahi.com/business/update/0601/TKY201106010766.html

オフィスで3割以上の消費電力削減を掲げるソフトバンクは、Tシャツやジーンズの着用を認め、エアコンの使用を抑える。

クラウドコンピューティングを活用するようになると、オフィスにいなくてもかなりの仕事ができ、在宅でも、その辺のスターバックスにいても、いつでもどこでも仕事が可能という「ノマドワーカー」になれますね。節電のため、そういったワークスタイルは、今後、さらに進むことになりそうです。
服装は、クールビズからスーパークールビズへ、という動き、流れになっていますが、仕事をするのに、Tシャツや短パン、サンダル履き、男性が毛脛を出し戦国時代の足軽のような姿というのは、さすがにいかがなものかというのが、多くの人々の感覚でしょう。ドレスコードがある飲食店で、スマートカジュアル、という指定がされている場合がありますが、仕事の場ではスマートカジュアルで、では、スマートカジュアルとは何?ということになってくるように思います。
スーツにネクタイ、といった姿であれば、特に考える必要がなかったものが、カジュアル、それもスマートカジュアルということになると、自分なりのセンスで、何がスマートなのかということをきちんと考え、積極的に「装う」必要があり、環境省等がこう言っているから、といった他人任せではなく、主体的に考え、自分らしい、仕事の場にふさわしい装い、ということを考え、実行することが求められていると言えるでしょう。大震災が突如として襲い、原発は危機的な事故を起こし、政治は迷走する、そういう時代にあって、頼れるのは自分自身でしかなく、クールビズということについても、そういう面があるのではないかということを感じます。

メルセデス、Cクラスをマイナーチェンジ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00001157-yom-soci

そんなマイナーチェンジのポイントは、内外装のデザイン変更、エンジンの燃費向上、安全装備の充実など。また大掛かりな改良にもかかわらず、価格が据え置きとされたのも見逃せないポイントだ。
外観は、フロントを中心に最新のメルセデスのデザイン手法が採り入れられた。具体的には、Cシェイプのデザインモチーフが採り入れられたヘッドライトをはじめ、ラジエターグリル、フロントバンパー、リアコンビネーションランプの意匠が変更されるなど、前後どちらからでも新旧の違いが認識できる内容となっている。

ベンツCクラスには、ベンツの廉価版、プアマンズベンツ、という、ネガティブなイメージがあったのですが、記事を読んでいると、なかなかの完成度で、従来の自分のイメージは大きく変わり、良い車だな、ということを率直に感じました。外観がスタイリッシュで、乗って楽しく心躍るものがありそうです。
高いほうのCクラスは、しがない弁護士には高すぎてとても手が届きませんが、安いほうには、何とか指先くらいは辛うじて届くかもしれず、次に乗り換える際の候補として考えてみたいと思いました。

交通事故損害賠償法

交通事故損害賠償法

交通事故損害賠償法

私自身は、民事の交通事故紛争を手掛けることはありませんが、民事一般の損害賠償案件を取り扱うことはあり、そういった際にも参考になりそうだと考え、買い求めました。
ざっと目を通してみたところ、様々な問題点について、判例の紹介も交えつつ、丁寧に説明されていて、今後、折に触れ取り出して読んでみることになりそうです。検事時代は、こういった本を買って読むことになるとは思ってもいませんでしたが、人生いろいろですね。

犯罪心理学者の作田明氏(60)が死去 がんのため

http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210601030.html

作田さんは千葉県出身で、1978年に聖マリアンナ医科大学を卒業後、精神科医として刑事被告人などの精神鑑定を数多く手がけてきたほか、その経験を生かしてテレビのコメンテーターなどとしても活躍していました。

私自身は、作田先生と直接お話ししたことはありませんでしたが、平成8年に、東京地検公判部に在籍していた当時、公判立会していた事件で被告人の精神鑑定を行うことになり、裁判官が、是非、作田先生にお願いしたいという意向を示したため鑑定人に選任され、その時、初めてその存在を知りました。裁判所の信頼が厚いのだなという印象を強く持ったのを覚えています。
その後は、事件関係でお会いすることも、また、直接お話しする機会もないままでしたが、著作を何冊か買って拾い読みしたり、テレビに出演する先生の話を聞いて、なかなか鋭い見方をする方という印象を持っていました。60歳というのは、あまりにも若く、まだまだこれから活躍が期待されただけに残念ですね。ご冥福をお祈りしたいと思います。