2010年09月18日

ツイッターと世論についてツイッターで考えてみた


Twitterによってアカウントの特定できる個人が発言する際のハードルが下がった。そして民主党総裁選。見えてきたのは「自分の読みたい情報しか読んでないのに、語りたがる人が結構いる」ということ。また同じ傾向の情報を好む人たちがつるんで、結局根拠のない無邪気なレッテル張りが加速する。less than a minute ago via HootSuite






つながるつながると浮かれている一歩で、ネットはますます人々を分断している。分極化が加速する。そんな中で手軽なネット調査などで世論が把握できるはずもなく(手軽でないネット調査については過去のツイート参照)、一方で従来型の世論調査でも追い切れない。課題は重い。ほんとに。less than a minute ago via HootSuite




「マスコミが駄目だからネット」は「マス広告が利かなくなったからネット」と同じくらい変。ただしマーケティングはターゲットを絞るもので、ネット調査もネット広告・ネット広報・ネット販促もはまれば強力(マス連動で組み立てることが多いが)。社会調査や政治は違う。当たり前のことだけど。less than a minute ago via HootSuite




紅白の視聴率を持ち出すでもなく僕らの社会はますます分極化が進行している。そのことに気がつかない人たちが自分と違う人たちにレッテル貼って非難したり排除したりする社会は住みにくい。一方で違う考え方の人とはかかわらないようすると、下手すると孤立の中からカルトが生まれたり。less than a minute ago via HootSuite




当座の結論としては、マスとネット双方から、より精度の高い社会調査による世論把握の試みを続けてほしいし、そのために国費をつぎ込んでもいいのではないかと思う。政党助成金より有効なのでは。前に二回も紹介したマクロミル総研の取り組みは引き続き注目。less than a minute ago via HootSuite



ネットリサーチ総合研究所:総研ラボ-004


そして個人の側では、まず「そう簡単に世の中わかんねえよ」という前提で、できるだけ多くの立場から発信された情報に当たるしかないんだろうなあ。簡単にあれこれ批判を展開する人は、人類が長い間時間をかけて築いてきた「科学」に対する敬意をまず忘れないでほしい。その上で自説を展開するならOKless than a minute ago via HootSuite




自戒を込めて言う。まず戦うべきは自らの偏見。もし戦いたいのなら、ね。less than a minute ago via HootSuite



m_shike at 11:33コメント(0)トラックバック(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

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