ベクレルとシーベルトとは
▼ベクレルとシーベルト 「ベクレル」は放射線を出す能力(放射能)の強さを表す単位。放射性物質は原子が壊れて別の原子になりながら放射線を出す。原子が1秒間に1個壊れて放射線を出すときの放射能の強さを1ベクレルという。野菜などから検出される放射能の強さは、野菜に含まれる放射性物質の種類と量によって決まる。
「シーベルト」は放射線量の単位で人体への影響を表すときに使う。宇宙や地面などから出る放射線を年平均2.4ミリシーベルト浴びる。放射性ヨウ素の一種であるヨウ素131が1ベクレルだけ口から入ると0.02マイクロ(マイクロは1千分の1ミリ)シーベルト被曝(ひばく)する。