現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 特集
  4. 東日本大震災
  5. 記事

中国、全日空便の貨物降ろさせず 放射線の数値理由に

2011年3月19日1時1分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 成田空港を出発して中国・大連空港に16日に着いた全日空の貨物便が、到着時の検査で、中国側の検疫担当者から「貨物室の放射線の数値が基準を超えた」として、積み荷の電子部品などを下ろすことを許されず、そのまま成田に引き返したことがわかった。

 国土交通省や全日空によると、検査結果は口頭で説明されたが、全日空側が文書で結果を示すよう求めたところ、回答はなかったという。

 震災以降、中国以外でもドイツや米国で放射能検査を受ける例があり、出発時刻が遅れるなどの影響が出ている。同省航空局は「福島原発の関係で起こりうる話だ。合理的な根拠がない対応であれば、申し入れも含めて対応を検討する」としている。

検索フォーム

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

東日本大震災アーカイブ

グーグルアースで見る被災者の証言

個人としての思いと、かつてない規模の震災被害、その両方を同時に伝えます(無料でご覧いただけます)

プロメテウスの罠

明かされなかった福島原発事故の真実

福島第一原発の破綻を背景に、政府、官僚、東京電力、そして住民それぞれに迫った、記者たちの真実のリポート

検索

亡くなられた方々

| 記事一覧