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東電、原発点検漏れ400超える/国に最終報告

2011/02/28 18:44

 原発機器の点検状況を調べていた東京電力は28日、新潟県と福島県の3原発の全17基で計429機器の点検漏れがあったとする最終報告書を経済産業省原子力安全・保安院に提出した。東電は「機器の健全性は確認しており、安全上の問題はない」としている。

 点検漏れがあったのは柏崎刈羽原発(新潟県)で375機器、福島第1原発で33機器、福島第2原発で21機器で、非常用ディーゼル発電機の空気圧縮機や廃棄物処理系のポンプなど。

 東電は点検計画表への記載ミスなどが原因とし、「1基あたり数万ある機器の管理を人に頼ったことが無理だった。システム化して再発防止を図る」と釈明した。

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