普通であることが素晴らしい ―くだらない人生―
毎日、しっかりとした目標を持ち、日々努力を続け、成果を上げていく。世の中にはそんな素晴らしい人生を歩む人もいるのでしょうが、多くの人は、これといったはっきりとした目標もなく、ただ流れていく時間を過ごしているのではないでしょうか。それはある意味、無駄な時間を過ごしているととらえる人もいるでしょう。
でも本当にそうでしょうか?
人生に無駄な瞬間なんて、一時もないような気がします。
ただ流されるままにやっていることも、その積み重ねが経験となり、その人の人となりを形づくっていく。人は日々、変わっていくものだし、そのために、今という時が流れている。そんな気がします。
そんなに立派な人生もなければ、そんなにくだらない人生もない。人それぞれの人生があるだけ。
平凡でくだらないと思っていた毎日の中で、大切な人に気付き、普通であることが素晴らしいことなんだと歌う、『くだらない人生』は4曲目に入っています。
ボサノヴァシンガー、小泉ニロの記念すべきオリジナルアルバムには、自転車乗りである彼女らしく、当たり前のものとして、日常の風景に自転車が登場します。
8曲目、『損なう』にも自転車が歌われています。
彼女が編集するフリーマガジン『ふたつの輪』は、店頭で配布しています。
(2011/05/01 投稿)
@nifty
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