大型特捜部事件に他部のチェック、5月から

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110427-OYT1T00100.htm

総括審査検察官に指名された検事は、事件の構図に合わない「消極証拠」を含むすべての証拠を把握して適正な捜査が行われているかどうかを確認し、公判では主任検事を務める。対象とする事件は、各地検の検事正が決めるという。

こういったことを行う検事が、特捜部の経験があったり経済事件に詳しかったりすれば、戻るべき場所、戻りたい場所である特捜部がやっていることに介入するようなことは極力避けるでしょうね。そういった検事でなければ、力がなく、チェック機能は期待できないでしょう。
いずれにしても、こういうこともやっていますよ、という、世間向けの一種のアリバイ作りにはなっても、実効性は期待できないと思います。泥棒が泥棒を取り締まるような仕組みでは意味がないでしょう。

2011年04月26日のツイート

「仕事も順調」なぜ?…田中実さん自殺

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00000003-sph-ent

ストレスを抱えていた兆候や、うつ病など精神的な病気の可能性について、オスカーは「そういった話は見る限りではなかったし、聞いてもいなかった。普通はタレントに異変があったら気づくが、全くそんな兆候はなかった。悩みがあるのなら言ってほしかった」と無念さをにじませた。最後にマネジャーと電話で話した23日にも、田中さんは特別変わった様子はなかったという。

私は、この3月で47歳になって、亡くなった田中さんと年齢が近いのですが、この年になってくると先が見えてきて、若いころに夢や希望を抱き思い描いていた自分と現実の自分のギャップも大きく、また、仕事、金銭、人間関係など様々なストレスも抱えていますから、テンションが下がってくると、どっと落ち込む、ということが起きがちなような気がします。その辺をうまく切り抜け生きて行く術も必要になるわけですが、田中さんの場合、生真面目な人であったようですから、そういったあたりに不器用さがあったのではないか、という印象を受けます。
まだまだ活躍できる人であったのに残念ですね。ご冥福をお祈りします。