ピュリツァー賞、ネットメディアが2年連続で受賞
優れた報道などをたたえる今年のピュリツァー賞が18日発表され、米国ニューヨークを拠点にする非営利組織(NPO)「プロパブリカ」が国内報道部門で受賞した。ネットメディアとして初めての受賞(調査報道部門)になった前年に続く栄誉となった。
同賞を運営する米コロンビア大が発表。金融危機を招いたウォール街の"暴走"を取材した一連の報道が対象となった。
ロシア司法制度の問題を浮き彫りにしたニューヨーク・タイムズ紙が国際報道部門など2部門を受賞。ロサンゼルス・タイムズ紙も公益報道賞など2部門を押さえた。(ニューヨーク=川上穣)