日本では猿といえばニホンザル（Macaca fuscata）を差します。 国内にいるほかの猿は屋久島にいるヤクシマザルと、 外来種であるアカゲザル、タイワンザルだけです （物語が書かれた当時は多分国内にはいなかったはず）。 犬も同様にCanis familiaris一種だけですね。 秋田犬やらコーギーやらは品種の名前、 種の名前ではありません。 ここでなぜ雉（Phasianus versicolor）という種ではなく、 鳥という網の名前を持ってくるのかが分かりません。 ということで、 分類学上は普通に犬、猿、雉と三種類の動物の名前が出てくることに問題は無いと思います。