まったくもって原因は謎のままのようですが...
このほど中東のクウェートにおきまして、同国の情報省、社会問題省、財務省が結託して制定されたデジタル一眼レフカメラ（DSLR）の完全禁止令が大きな波紋を呼んでいるみたいですよ！ なんでも一部の許可を受けた報道関係者以外は、デジタル一眼レフカメラの公衆の面前での使用はおろか、所持することすら認められない厳しい内容なんだそうです。いわゆるコンデジや携帯電話のカメラは普通に問題なく使えるみたいで、なんだか不思議ですよね～
どうやらクウェートでは、ゴツい黒い物体のデジタル一眼レフカメラを構えられると、武器かなんかで人を襲おうとしていると勘違いされる事件も多発しており、こうした点も今回の法令制定の背景要因に挙げられていますが、それにしましても、海外から訪れる観光客に対しても、同国に入る際はデジタル一眼レフカメラは没収されるので持ち込まないようにとの通達が出されている徹底ぶりなんだとか。でも、そんなこと皆が知ってるわけではないでしょうから、これは空港で入国審査の時とかに大問題になりそうですねぇ。
なにはともあれ一時的な措置で終わることを望みたいですし、決して他の中東諸国でも同様の禁止令が次々と広まるなんて最悪の事態にはならないように願うばかりです...
［Kuwait Times via Thinq］
Kat Hannaford（米版／湯木進悟）
