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北海道のインフルエンザ、流行が13保健所管内に拡大、富良野は警報レベル超える

北海道でインフルエンザの流行が広がっている。第46週(11月15日~21日)の定点当たり届出数によると、富良野保健所管内で39.67人となり前週の4.67人から急増し、警報レベルの30人を超えた。流行の目安である1人を超える保健所管内も前週の13保健所管内へ拡大した(図1)。

 1人を超えている保健所管内は、富良野、苫小牧、深川、中標津、市立函館、滝川、帯広、旭川市、札幌市、釧路、北見、千歳、渡島の13保健所管内。

 北海道全体では2.08人で、前週の1.52人から増加した。道によると、流行している株は、A香港型が主になっている。9月27日から11月12日までに採取された検体の検査によると、A香港型の遺伝子検出数が29件だった。

図1 北海道の保健所管内別にみたインフルエンザ定点当たり届出数の推移

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