関係者激白…紅白サプライズ、あのユニット再結成か

2010.11.18


佐野元春【拡大】

 大みそかの第61回NHK紅白歌合戦。K−POP勢の進出が予想される中、日本人のサプライズ出演はないのか。実は昨年の矢沢永吉(61)に続く、大物の出演情報が飛び込んできた。

 ニューミュージックの旗手である大瀧詠一(62)、佐野元春(54)、杉真理(56)によるユニット「ナイアガラ・トライアングル」の初出場が濃厚だという。

 番組関係者が明かす。

 「デビュー30周年を迎えた元春の初出場が内定しており、その延長上で“ナイアガラ・トライアングル”の再結成を水面下で準備している。最終的には大瀧の意思次第だが、“ナイアガラ再結成”となれば、紅白を支える団塊の世代に強烈なアピールになる」

 1980年、シングル「アンジェリーナ」でデビューした元春は、初めて担当したラジオ番組がNHK−FM「サウンド・ストリート」だったこともあり、NHKとは関係が深い。同FMでパーソナリティーを務めるほか、NHK教育テレビでは豪華ゲストによる対談番組「佐野元春のザ・ソングライターズ」に出演するなど貢献度は大きい。

 30周年の節目での紅白初出場となれば、それなりの演出も必要で、“ナイアガラ再結成”が浮上した。

 「ナイアガラ・トライアングル」は76年に大瀧が、山下達郎(57)、伊藤銀次(59)と結成。アルバム「−Vol・1」をリリースして日本のポップス界に旋風を巻き起こした。

 続いて、82年には、大瀧が元春のシングル「SOMEDAY」を聴いて感激し、佐野と杉に声をかけて新たなユニットとして「ナイアガラ・トライアングル Vol・2」を出し、こちらも大評判だった。

 「元春は、都市に暮らす若者のオピニオンリーダー的な存在となり、尾崎豊にも影響を与えた。いまも熱狂的なファンが多く、矢沢を超える反響も期待できる」(音楽関係者)。

 元春が「SOMEDAY」を歌い、ナイアガラ・トライアングルとして「A面で恋をして」を歌う青写真が描かれている。現在、全国21カ所でアニバーサリーツアーを敢行中の元春。果たしてNHKホールで掉尾を飾れるか。

 出演者の発表は23日ごろになりそうだ。

 

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