深大寺（調布市深大寺元町5）を中心にしたそば店などで11月27日・28日、「第29回そばまつり 深大寺そば感謝祭」が開催される。

　毎年恒例になっている同祭は、白装束の地元そば屋店主が本堂前でそばを打つ「そば献供式（けんぐしき）」、打ちたてのそばを境内にある「そば守観音」に供えて五穀豊穣（ほうじょう）を祈願する「そば守観音供養祭」を行うほか、「第6回深大寺短編恋愛小説 深大寺恋物語」の授賞式も予定する。

　期間中、深大寺周辺のそば店など18店では商品の無料提供や割引など各店がサービスを行う。また、今年は同市と長野県木島平村の姉妹都市締結が25周年を迎えたことから、そば店6店舗では「北信州木島平の新そば祭り」と題し、木島平の新そばを使用したもりそば限定100食を500円で提供する。

　深大寺そばまつり実行委員会の高橋敏幸さんは「今年は『ゲゲゲの女房』効果もあり、全国各地から多くの方が深大寺を訪れてくれている。初めての試みである『木島平の新そば祭り』も企画しているので、縁結びの深大寺での散策やそばを堪能してほしい」と話す。