Brian Krebs氏によると、UbuntuのようなOSを、USBやlive CDから起動させるという発想は、彼が思いつきを語っているわけでは決してないのです。Financial Services Information Sharing and Analysis Center(FS-ISAC)やその他のサービスが、オンライントランザクションやモニタリングを行う際には、通常のウェブやメールが読める環境から隔離されているパソコンで行うことを奨励しています。インストール不要で、一度使ってまた再起動をする、というUbuntuのようなシステムならWindowsのマルウェアの心配も、何か情報を残したままにしてしまうことも避けられる、というわけなのです。

 Krebs氏はまたUbuntuの読込/起動ガイドも提供しているので興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

その他にもFedoraのWindowsベースインストーラーやとても簡単に使えるuNetBootinでlive CDよりも動作の早いUSBドライブを作成する方法なんかも参考にしてみて下さい。

オンラインバンキングの方が手数料が安かったりする利点もありますし、ここ数年かなり普及してきていますが、読者の皆さんはセキュリティー対策していますでしょうか? Linuxに対応していないオンラインバンキングもあると思いますので、あなたの知っているor使っているセキュリティ対策があればぜひコメントで教えて下さい!

Avoid Windows Malware: Bank on a Live CD [Security Fix/WashingtonPost.com via Slashdot]

Kevin Purdy (原文/まいるす・ゑびす)