ダボス会議から | 人生後半戦、日比谷のランチ録

人生後半戦、日比谷のランチ録

日比谷にあるあのホテルの中でお仕事をしています。
定年まであと何回このあたりでランチを食べられるかと思ってランチ日記をつけることにしました。
日比谷図書館で読んだ本メモもたまーに書きます。
ずーっと放置していたブログの再活用ですー。

今日、両国国技館で、ファイナンシャルアカデミーが
お金の教養フェスティバル」というのを開催。
毎年、やっているので、のぞきに行ってみました。
今年はずいぶん大がかりでー目

で、また竹中平蔵さんが・・・。今月はもう三度目だわ。
今日は遠ーくにいましたが。 あと、古田敦也さんも
ご参加。

とりあえず、竹中さんが先日のダボス会議のお話を
されたのでご紹介。

まず、今年は激流の年になりそう。 なぜなら、来年
2012年は、USもロシアも大統領選があるし、中国、
韓国、フランスも指導者が変わる政治激動の年。
それに向けて今年は変化が激しくなっていくからね叫び

そこで、1月末にあったダボス会議から3つ

1 全体として世界の見通しは意外と楽観的
慎重な楽観主義」と評す

2年前リーマンショック後はかなり悲観的だったが、
昨年をすぎ安心感が広がった。今年の見込は
US,EUROとも昨年より好転の見込み、しかし日本は
今年は昨年より下がりそうガーン

2 中国に対する風当たり強し

中国経済の存在感の高まりと表裏一体。 無視でき
ない大きさになったからにはちゃんとやれ、ってこと。
中国の最大の問題は元を安いままにし、貿易で利益
をあげていること。元安誘導は戦後最大の保護貿易
とも・・・。

3 各国、各企業においても「リーダー力」を競う時代に

イギリスのキャメロン首相のリーダー力はダボスで遺憾
なく発揮されていたよう。 菅さんのスピーチも悪くなかっ
たと竹中さん評。

今、世界の大問題は「一次産品価格の高騰
日本は円が高いから何とかなってるけど、この問題は
世界を大きく変える可能性がある。
エジプトの暴動の裏にも食糧価格の高騰があり、新日鉄
と住友金属の件も、原材料調達価格を下げるためなり。

さーて、で日本はどうなるはてなマーク 明日につづきます。


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