-シリーズ- 希代の悪党! 糸山英太郎<6> |
石原都知事に料亭「吉兆」で糸山が渡した“裏金” |
かねてから糸山英太郎は「石原慎太郎は俺と親友だ」と吹聴していた。
石原知事の「三男」宏高が衆議院選挙で当選するや「おやじとして冷たいじゃないか」と糸山から“当選祝賀会”を行なうことになったと石原知事は週刊誌で語っている。
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“淫行おやじ”糸山と愛犬 |
金ならどんな金も受け取ってやる。
悪いか! |
宏高が当選して3日目の平成17年9月14日といえば、まだまだ当選お礼の挨拶まわりに走りまわらなければならないとき。そんな時期、糸山ごときに誘われたからといってノコノコ出かけてくるには、それなりの理由があったというわけだ。その理由とは“祝い金”。
当サイトで“仕置人”が告発している<都政に石原知事は不要だ>と少々重複するところもあるが、奇しくも“仕置人”が石原と糸山をシリーズで書いているためご容赦願いたい。
そこで「吉兆」に戻るが、呼んだ糸山は、500万円を埼玉にある会社の女社長と、同じく500万円を石材屋、糸山が1,000万円を用意し、合計2,000万円を“祝い金”として渡すことになっていたという。ところが石原親子は「受け取っていない」と言う。 |
この焼酎の箱に2000万円が・・・ |
ケチで通っている糸山が1,000万円出したかどうかは怪しいものだが、女社長と石材屋が出したという1,000万円をも石原は「受け取っていない」と言っている(「収支報告書」に記載なし)ことから女社長は怒って“返還請求訴訟”を起こすと息巻いている。ただ、石材屋は、“糸山政経塾”の事務局長という立場だけに、この件に関するコメントは出ていない。ちなみに女社長が500万円を渡した糸山のT秘書は、糸山の指示で現在姿をくらませているという。 |
“ウラ献金疑惑”を報じた『日刊ゲンダイ』 |
石材屋といえば、青山墓地(都が管理運営)の上級なランクのエリアに“墓所”をほしいという人物が、糸山のH秘書、石原知事のH秘書、石原知事の3人に対して1,500万円を渡したという噂が流れている。
金の授受があったのは平成17年の11月から12月で、“しだれ桜”の咲く場所を指定したというが、これが実現しないため、サギで告訴するという話もある。事実ならば“贈収賄事件”となる。
平成15年の都知事選直前に、糸山の政治団体から石原知事に1,000万円と2,000万円の計3,000万円が献金されている。
この3,000万円の“献金”は他の“献金”から見ると飛び抜けて多額であることから、糸山にとって石原知事はきわめて利用価値の高い人物であることは疑う余地も無い。
糸山と石原知事の“吉兆”疑惑にさらされている最中の去る1月20日に、石原知事は“糸山政経塾”で講演を行ったというのだから、も早や石原知事は糸山の“金”で抜きさしならないがんじがらめの状態にされている。 |