特に数値積分を使ったり、自分で近似解探しアルゴリズムを組む人は読むのをお勧めします。
倍精度浮動小数点演算が32bit(現在標準の半分、10進数で有効数字6桁ちょい)だった時代に書かれた本ですが、本質的な部分は当然今でも通じます。
Float128になっても有効数字は(上から)30桁いかないくらい、惑星間飛行を計算するなら桁がいくらあっても足りない状態です。
その中で、妥当な計算は何か、それを計算するフレームはどうすればいいか、をもっそい真面目に論じているのが本書です。
ライブラリで微分や勾配の演算で解さえわかりゃいい、であればそこまで言いませんが。
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数値計算の常識 単行本 – 1985/6/3
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一般のテキストには書かれていない数値計算上の「落し穴」を集め、その解決法を詳しく解説した。
- ISBN-104320013433
- ISBN-13978-4320013438
- 出版社共立出版
- 発売日1985/6/3
- 言語日本語
- 本の長さ174ページ
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登録情報
- 出版社 : 共立出版 (1985/6/3)
- 発売日 : 1985/6/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 174ページ
- ISBN-10 : 4320013433
- ISBN-13 : 978-4320013438
- Amazon 売れ筋ランキング: - 145,911位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 42位計算法
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トップレビュー
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2019年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年1月10日に日本でレビュー済み
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きちんと読めば、きちんと分かる。
2017年5月19日に日本でレビュー済み
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普通に情報系の教育を受けても教えてもらえない「無次元化」や「異なる計算手法でのダブルチェック」など自然現象の解析に必要な事柄が網羅されている。
こう言うことを知らないと折角のDeep Learningなど最新の知識も活かせない。
これから数値計算を仕事にしようとする学生、エンジニアは必ず読むべき一冊と言えるだろう。
こう言うことを知らないと折角のDeep Learningなど最新の知識も活かせない。
これから数値計算を仕事にしようとする学生、エンジニアは必ず読むべき一冊と言えるだろう。
2018年12月8日に日本でレビュー済み
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現在の計算機は倍精度が当たり前、倍々精度を使うこともあるため桁落ちを気にする人もあまりいない。
しかし、元の数値が有効桁数低い場合には桁落ちが起こるため、私もワナにはまったことがある。
そのほか、ツボと思える部分もあり良書といえる。執筆当時と演算器のシステムや数学ライブラリの整備で状況が変わっているため、一部に成り立たないところもあるが、基礎は基礎として重要である。
しかし、元の数値が有効桁数低い場合には桁落ちが起こるため、私もワナにはまったことがある。
そのほか、ツボと思える部分もあり良書といえる。執筆当時と演算器のシステムや数学ライブラリの整備で状況が変わっているため、一部に成り立たないところもあるが、基礎は基礎として重要である。
2017年1月23日に日本でレビュー済み
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コンピュータで計算をする以上、
買う以外の選択肢はありません。
買う以外の選択肢はありません。
2010年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いわゆる数値計算の解説書ではなく、bit誌(私は寡聞にしてどんな雑誌か知らないが)に掲載されたコラムを1冊の本にまとめなおしたもの。なので、各章が短く独立性が高いので読みやすい。実際、仕事をしながらパラパラとめくっていたら1日で読み終ってしまった。
内容の方は、数値計算と応用数学の橋渡し的な感じ。特に印象に残ったのは数値積分に関する記述。曰く、適切な刻み幅などを設定すれば、数値積分は台形積分で十分精度が出るとのこと。数値積分というと、少なくともシンプソン法、できればロンバーグ(ロンベルク)法やガウス・ルジャンドル法、というイメージのあった私には、正に目から鱗の記述だった。
この手の本は他に類書がなく、非常に良く書かれているという印象を持った。その証拠に、1985年の初版1刷から版を改めることなく2010年に28刷が発行されている。
内容の方は、数値計算と応用数学の橋渡し的な感じ。特に印象に残ったのは数値積分に関する記述。曰く、適切な刻み幅などを設定すれば、数値積分は台形積分で十分精度が出るとのこと。数値積分というと、少なくともシンプソン法、できればロンバーグ(ロンベルク)法やガウス・ルジャンドル法、というイメージのあった私には、正に目から鱗の記述だった。
この手の本は他に類書がなく、非常に良く書かれているという印象を持った。その証拠に、1985年の初版1刷から版を改めることなく2010年に28刷が発行されている。
2008年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
市販のCFD(流体解析ソフト)を使うことが多いので、
CFDについては、理論(数値計算)の専門書は一通り読みました。
あとは、表計算シートで サクっと常/偏微分方程式を計算するくらいです。
これまで、計算誤差が大き過ぎて、計算結果に信用が置けない状況にはなか
ったです。もちろん、CFDではメッシュの分割を変えたり、表計算ソフト
では刻み値を変えて、計算結果の変化を確かめているので。
本書は、計算誤差に関して、理論と実際例が、載っているところが、役に立
ちました。特に、計算順によっては 計算誤差が大きくなったり、計算誤差
のオーダーの見積もり方のところが、役に立ちました。
CFDについては、理論(数値計算)の専門書は一通り読みました。
あとは、表計算シートで サクっと常/偏微分方程式を計算するくらいです。
これまで、計算誤差が大き過ぎて、計算結果に信用が置けない状況にはなか
ったです。もちろん、CFDではメッシュの分割を変えたり、表計算ソフト
では刻み値を変えて、計算結果の変化を確かめているので。
本書は、計算誤差に関して、理論と実際例が、載っているところが、役に立
ちました。特に、計算順によっては 計算誤差が大きくなったり、計算誤差
のオーダーの見積もり方のところが、役に立ちました。
2009年10月23日に日本でレビュー済み
「刻みは細かければ良いというものではない」という文言に感銘しました。
自分で作成した数値計算プログラムの検証をするために、プログラムを作った精度と倍の精度で計算しようと思ったら、
実行させてみると、何日たっても終わらず、1週間後に途中経過の出力を見て、見積りを計算したら、3年かかることがわかりました。
最初は、1日で終わらなかったので、途中経過を出力させるようにしたのですが、途中経過を出力させると、さらに遅くなっていることも確認できました。
理論と実践のバランスが大事であることと、計算時間の見積りという実践のための理論というものもあるということがわかりました。
自分で作成した数値計算プログラムの検証をするために、プログラムを作った精度と倍の精度で計算しようと思ったら、
実行させてみると、何日たっても終わらず、1週間後に途中経過の出力を見て、見積りを計算したら、3年かかることがわかりました。
最初は、1日で終わらなかったので、途中経過を出力させるようにしたのですが、途中経過を出力させると、さらに遅くなっていることも確認できました。
理論と実践のバランスが大事であることと、計算時間の見積りという実践のための理論というものもあるということがわかりました。