Six Apart ニュース

シックス・アパートから最新のニュースをお伝えします。

【重要発表】 シックス・アパートは2月1日に、新しい体制に生まれ変わります!

2011年1月21日、米SAYメディアはシックス・アパート日本法人の全株式をインフォコム社に売却することに合意しました。同時に、米SAYメディアが保有するMovable Typeの知的財産権やSix Apartの商標権などを、シックス・アパート日本法人に売却します。またTypePadについては、今後もSAYメディアが知的財産権を保持し事業を続けますが、日本国内に関してはシックス・アパートが引き続きライセンス販売やサービス提供を継続します。新体制のスタートは2011年2月1日を予定しています。

2010年11月の米SAYメディア社の発足以来、シックス・アパートはSAYメディアの100%子会社として、日本国内で「Movable Type」「TypePad」「zenback」「sazanami」などの製品・サービスの開発、販売、サポートを継続してきました。今回の取引により、シックス・アパートは、インフォコムの子会社として、全世界で「Six Apart」のブランドを使って事業を展開することが可能になります。

Six Apart

Six Apart

シックス・アパートは今後、全世界で「Six Apart」の商標を使うことが可能になります。また日本語のコーポレートサイト(sixapart.jp)に加えて、新たに英語のコーポレートサイト(sixapart.com)の運営を開始します。

Movable Type

Movable Type

シックス・アパートはMovable Typeに関連するすべての知的財産権および契約を引き継ぎます。すでにMovable Typeの開発は、2009年からシックス・アパート日本法人が主体となり、日米欧のユーザーに製品供給を実施しており、今後の開発計画や販売体制に変更はありません。Movable Typeの新バージョン5.1は、2月15日から公開ベータテストを開始する予定になっています。またMovable Type Open Source (MTOS) プロジェクトの支援も、従来通り継続します。

個人向けTypePad

個人向けTypePad

米SAYメディアはTypePadのサービスを全世界に供給しています。日本では「TypePad Pro」および「TypePad Micro」という名称で、個人向けブログ・サービスとして提供しています。取引完了後は、シックス・アパートはTypePad Proの国内総代理店として、TypePad Proの販売を継続します。なおTypePad Microについては、米SAYメディアが日本国内についても直接サービスを提供します。

法人向けTypePad

個人向けTypePad

シックス・アパートが法人向けに提供している法人向けTypePadソリューションは今後、日本法人が独自に開発した「zenback」と統合し、ソーシャルメディアを活用する新しいコンテンツ・プラットフォームに進化させていきます。対象となるサービスは「TypePadビジネス」「TypePadホームページおまかせパック」「TypePad ASP/ライセンス」となります。なお法人向けTypePadについては、近々、新しいブランド名に変更する予定です。

zenback

zenback

シックス・アパートはzenbackに関連するすべての知的財産権および契約を引き継ぎます。もともとzenbackの開発は、2009年からシックス・アパート日本法人で進められてきており、現在は日本向けのサービスしか提供していません。zenbackは2010年7月に提供が始まったベータ版ですが、2011年1月の月間インプレッション数は1億を超える見通しです。今後は法人ユーザー向けの有償版の提供などを実施していきます。

sazanami

シックス・アパートは「sazanami」の商標権および契約を引き継ぎます。昨年6月から提供しているソーシャルマーケティングプラン「sazanami」は、日本市場向けにソーシャルメディアを利用した独自のマーケティングプランを実施してきました。今後もzenbackを基盤に、Movable Typeとの連携を深めながら、さまざまなソーシャルメディアと連携したマーケティングプランとして提供していきます。

blogs.com

blogs.com

シックス・アパートは2011年1月31日をもってblogs.comの更新を一時停止します。ただしサイトをリニューアルし、過去のアーカイブを見やすくすることで、今まで取り上げたブログ記事は、今後もお楽しみいただけるようにいたします。

ProNet

ProNet

シックス・アパートは「ProNet」の商標権および契約を引き継ぎます。販売パートナー制度「ProNet」は2004年の発足以来、年々成長し、現在の加盟パートナー数(2010年12月末現在)はProNetが346社、ProNet SOHOが47社となっています。今後も取り扱っていただく製品・サービスを拡充するとともに、海外への展開も視野にいれています。

組織

シックス・アパートの組織に変更はありません。ただし、SAYメディアから派遣されている取締役および監査役は2月1日付で退任し、インフォコム社から新たに取締役および監査役(ともに非常勤)が派遣される予定です。代表取締役に変更はありません。現在SAYメディアの社員である宮川達彦は1月31日付でシックス・アパート執行役員(非常勤/米国勤務)を退任する予定です。

採用

シックス・アパートによる独自の製品開発を進めるため、積極的に人員を募集します。Movable Typeの国際事業を引き継ぐため、米国をはじめとする世界市場がターゲットになります。シックス・アパート日本法人は50人に満たない小さな組織ですが、過去5年間に、執行役員の宮川をはじめ3人のエンジニアを米国本社に送り出してきました。今後も、シリコンバレーのエンジニアの採用を含め、米国との人的交流を積極的に継続していきたいと考えています。

なお2011年1月24日に東京・渋谷で開催される「Six Apart Day 2011 - Get Connected to Social Media」にて、シックス・アパートの今後の事業戦略や各製品の開発ロードマップを発表します。すでに募集は締め切りましたが、当日直接お越しいただく事が可能です。(満席となってしまう場合がございますが予めご了承ください。)

シックス・アパート株式会社
代表取締役 関 信浩

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