年々スマホやタブレットは高機能になってきています。
ただ高機能になればなるほどそれに追いついていないのがバッテリーの性能。
薄さを追い求めるので犠牲になっている部分も多いのでしょう。

スマホのバッテリーも昔に比べればそれなりに長く持つようにはなっていますが、それでもよく使用する場合は電池の減りも激しくなってしまい、どうしてもモバイルバッテリーの携帯が必須となります。

Battery Recycling
Battery Recycling / moria

結果的にスマホとモバイルバッテリーを2台セットで持ち歩くことが増えてきました。
よく持ち歩いていたのはAnker Astro2

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これはこれでなかなかよかったのですが、2年ほど使っているうちにちょっと調子が悪くなってきたこと、そしてごつくて少し取り回しが面倒になってきたので新しいモバイルバッテリーを入手することにしました。

amazonなどでモバイルバッテリーを探すと際限なく様々な種類のものがでてきますが、今回こだわったのはサイズがコンパクトであるということ。
小ささ重視なのでそこまで大容量のものでなくて構いません。

そして選んだのは同じくAnkerのAstro E1
容量は5400mAhです。

到着。

余計な物は入っておらず、内容物もごくごくシンプル。
アマゾンのレビューで「ポーチが入っていない」という書き込みがちらほらありますが、おそらくこれは個体のカラーが黒のものについてはポーチが入ってないような感じです。

この機種に限らずですが、Ankerのモバイルバッテリーは黒白2種類のカラーバリエーションがある場合どういうわけか白にしかポーチがついていないということが多々あります。

理由はよくわかりません。
とりあえず、この持ち運び用のポーチが欲しい場合はホワイトを選んでおけば確実ということです。

Astro2と比べてみるとかなり細く、カバンやリュックに忍ばせやすいサイズ。

このAstro E1を充電するためのケーブル差し込み口と、このバッテリーから他の機器を充電するためのUSB挿入口があります。
充電開始のためのボタンなどはついておらず、スマホやタブレットとつないだ段階で自動的に充電が開始されます。

充電口に「IQ」の文字が見えますが、これはAnker独自の「PowerIQ」という技術を搭載しているという証。
PowerIQとは、接続した機器を自動で判別して最適な電流を送るという仕組み。

例えば以前のAstro2などではスマホは「1A」、タブレットは「2A」といったように充電対象の機器によってUSBポートを変更する必要がありましたが、PowerIQ搭載のバッテリーであればそれはもう不要です。

何も考えず充電したい機器と接続するだけで自動判別し最適な電流での充電が可能になるのです。
なんだか便利になったもの。

なお充電開始時に何らかのボタンを押す必要はありませんが、それとは別に本体側面にこのようなボタンがあります。

これは何かというと、Astro E1にどの程度残容量があるのか表示するためのものです。
押すと4つの窓が発光し、その数であとどの程度充電できるのかおおよその目安がわかるという仕組み。

なお、この残量ゲージは充電開始時にも光るので、その時に確認することも可能です。

そして最近のモバイルバッテリーは本当に頭がよくなっており、Astro E1には充電が完了したら自動的に給電が止まる、という機能もあります。
ですのでスマホやタブレットに挿しっぱなしで放置していても大丈夫。

実はこの記事を書いている時点で1~2ヶ月使い続けているような状態ですが、コンパクトでさほど重さもないためほぼ常にバックパックの中に放り込んでおり、期待通り大活躍してくれています。