銃だってぶっ放しますよ!
まるでSFの世界のような「Cybernetic Autonomous Remote Barricade」(C.R.A.B.)ロボット警察が、実は本当に真剣なる研究開発段階にあり、もう間もなくイギリスはロンドンの市街地にテスト運用のため投入される計画であることが明らかになりました。完全武装で犯罪者を追いつめるロボットシステムの最先端デモンストレーションを盛大に行ない、各国の警察や軍関係者向けに売り込んでいく算段なんだとか。
デザイナーのマーティンさんがC.R.A.B.を初披露した時、その場に居合わせた皆が、素晴らしいコンセプトロボットですねと感想を述べたのに対して、実は単なる空想の産物でもなんでもなく、Omni Consumer Productsが武器製造メーカーとタッグを組んで、過去12年間に及ぶ開発努力が傾けられ、人工知能の仕上がりを待って、いよいよ実用化を目指した最終段階に入るだなんて漏らしちゃったものですから、これはもうビックリですよね〜
優しいお巡りさんじゃなくって、こういうイカついロボットが街をウヨウヨとパトロールする時代は歓迎すべきものなのか、いまから日本でもマジメに考えといたほうがよいかもしれませんね...
[Jamie Martin via io9]
Kyle VanHemert(原文/湯木進悟)