中国駐在員、心の悩み重く 本社の期待がストレスに
企業、医療体制の整備に投資を
中国に進出する日本企業の間で、駐在員のメンタルヘルスが深刻な問題になっている。生活環境やビジネス習慣の違いがストレスになり、不調を訴える人が多い。経済成長が続く中国市場への本社の期待の大きさが、駐在員へのプレッシャーになっているようだ。
スト対応が重圧に
▼メーカーで働くAさん(男性、35)は数百人の現地スタッフの管理を任されている。賃金を巡るストライキなどのトラブル処理に追われているうちに、気づ...
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