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蒐集行為としての芸術

蒐集行為としての芸術

人はなぜ蒐めるのか。人はなぜ芸術に向かうのか。芸術の起源としての蒐集行為を論じた批評エッセイ。

著者 四方田 犬彦
ジャンル 文学・思想・芸術 > 文学・思想・芸術1
出版年月日 2010/07/30
ISBN 9784329004642
判型・ページ数 4-6・416ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

目次

目 次
 Ⅰ
洪水の忘却 
 Ⅱ
蒐集行為礼讃 
美術館の起源と蒐集行為 中山公男との対話 
ヘンリー・ダーガーを索めて 
ジョゼフ・コーネルと内気さ 
二〇一の抽匣
祭壇の悦び 
顔の奇跡 
 Ⅲ
不死の肖像 大野一雄 
四谷シモンをめぐる断章 
寺山修司と写真 
広島の聖ヴェロニカ 石内都のために 
ニューヨークの北島敬三 
 Ⅳ
子供たちのラブレー 杉浦茂 
終末と救済 楳図かずお 
球が踊る 
 Ⅴ
日本という名の群衆 土田ヒロミ 
北川健次のために 
女性の裸体彫刻は「芸術」か 
キアロスクーロと運動 笠井叡 
世事の物語 『奇蹟』 
パラジャーノフの驚異と夢幻 
坂東玉三郎 
わがミランダ 
夭折と零落 北川健次 
リリパットの贈り物 勝本みつる 
田河水泡 生誕百年によせて 
人形の苦悶 
夏石番矢全句集に寄せて 
建石修志のために 
一九六八年のイラストレーターたち 
摩滅とは何か? 
天籟を求めて 
サンドラ・ラモスのために 
田口犬男 
山本豊子によって届けられたもの 
銀の箱
ビートルズの「新曲」 
かわいい 
大見世物アンケート 
ピッポ・デルボノの『戦争』と『沈黙』 
奇想天外なオペラ 
ブロンズ像の秘密 
どちらが死の天使か 
狂気から生じる崇高 
パウル・クレーの一枚の絵 
ギューちゃんは永遠である 
隔たりと親しさ 
愚行と天恵 
『茨木』と『バッカイ』 
間奈美子の装丁した書物 
引率された生徒たちが悲惨を見る 

後書き 
初出一覧 

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内容説明

『俺は死ぬまで映画を観るぞ』 と同時刊行  好評発売中!

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