2016 年 08 月 31 日

片流れ屋根のメリットとデメリット

住宅の屋根と言えば八の字に分かれているものを想像されることが多いでしょう。

しかし、現代で流行とされている片流れ屋根を見かけるようになりました。

片流れ屋根とは、漫画やイラストでよく描かれる一般的な屋根のデザインである切妻屋根を棟に沿って真っ二つに切断した形状の屋根です。
屋根が一つの面だけで構成されている屋根は、新築に見られる傾向にあります。

小さな敷地でもおしゃれな住宅を建てて暮らしたいという、20代〜30代の若い世代の夫婦を中心に人気が高まっています。

メリットな部分として、太陽電池モジュールの設置面積を大きく取ることが出来るところが挙げられます。
方角がどちらを向くかが重要なポイントとなりますが、屋根が北側を向いていることが多いです。

片流れ屋根は、複雑な屋根部分が少ないため、工事価格が安くで済みます。
ほぼ一枚屋根で出来ていることから、雨漏りも少なくメンテナンスチェックも短時間で済みます。

そのメリットの部分は、時にデメリットにもなり、屋根が一面しかないために雨が集中して雨樋へ一気に雨水が流れ込んで溢れかえってしまうことがあります。

定期的なチェックが必要になることを覚えておきましょう。