アート

コレクターを色めきだたせる7歳の天才少年画家、作品に総額2000万円以上の値が付く


水彩・油彩・パステルなどで地元ノーフォークの風景を描く7歳の少年Kieron Williamson君。その卓越した才能から「小さなモネ」と呼ばれ、作品は世界中のコレクターから熱望されています。

先週末に地元のギャラリーで開かれた個展では、ニューヨークやアリゾナ、南アフリカからもバイヤーが駆けつけ、総額2000万円以上の33点の作品がわずか30分で完売したそうです。


詳細は以下から。Kieron Williamson makes £150,000 in 30 minutes by selling new batch of paintings | Mail Online

ノーフォーク州Holtの自宅のキッチンで絵を描くKieron Williamson君。「普段は6時に起きて朝学校へ行く前に絵を描いて、放課後にも描くんだけど、いまは夏休み中だからずっと描いてる」とのこと。多いときで1週間に6枚ほど作品を仕上げるのですが、作品は非常に人気が高く入手困難な状態で、現在700人もの購入希望者が順番を待っているそうです。


「ノーフォークの景色は、山や丘がそんなになくて、空が広いから好きなんだ」と語るKieron君。絵画歴は浅く、2年前までは父Keithさん(44歳)と母Michelleさん(37歳)が描いた恐竜の絵に色を塗った程度の経験しかなかったそうですが、家族旅行でコーンウォールを訪れた際に港の風景に感動し、海に浮かぶボートの絵を描いたのが「小さな画家」の始まりでした。


Holtにある画廊で先週金曜の朝から開かれた3度目の個展には、ニューヨークやアリゾナ、南アフリカからもバイヤーが駆けつけたほか、世界中から電話で競売に参加するコレクターもいたそうです。フィラデルフィアから来たという夫婦は個展のオープニング2日前から画廊の外で並んでいたとのこと。

個展では33点、総額15万ポンド(約2045万円)の作品が30分で完売し、なかでも最高額の「Sunrise at Morston」という油彩画は7995ポンド(約109万円)の値が付いたほか、「Marsh at Sunset」というパステル画も6750ポンド(約92万円)という高値で取引されたそうです。

展示されたKieron Williamson君の作品。ほとんどは地元ノーフォークの田園風景や海辺の景色を描いたものですが、旅行中に描いた作品もあり、今回販売された絵画の中にはロンドン中心部のCity Templeや、香港の景色を描いた作品もあるそうです。


画廊のオーナーAdrian Hill氏は「Kieronはおそらく、現役で活躍する画家としては、作品の収集価値が現在世界で最も高い画家の1人と言えるでしょう」と語っています。


Adrian Hill氏はKieron君の作品を「抽象的すぎない印象派」とも評しています。


Kieron君の両親は作品の売り上げで家を買い与え、残りは彼が25歳になるまで代わりに運用する予定とのことです。

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in アート, Posted by darkhorse_log

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