iPadは使いよう
どうも、iPadを持っていない者です。
ってなことを言われてますが、「使い道を知らない」「使い道を見つけていない」「使い道をさがそうとしていない」だけじゃないかなあと思っております。そして、これという使い道を事前にイメージせず、とりあえず買ってみただけの人による現象のような気もしております。
デジタル読経
お坊さんにはこれ以上ないアイテムのような気がします。お経を事前にPDFで読みこんでおけば、経本をめくるスタイルもクールです。お年を召した高齢のお坊さんの場合、文字を大きくできるのも効果的。
木魚アプリとかあったら便利だろうなあ。重い木魚の輸送いらず。一定のリズムで木魚を刻み、右下の鐘アイコンで「チーン！」。
楽譜めくり
常々思っていたことなんですけど、クラシックなんかだと未だに紙の楽譜使ってますよね。本番のコンサートでも、紙の楽譜。
あれってどうなんでしょうと。楽譜めくりの手間って大きいんじゃないかと。そう思っていたわけなんですよ。
そこにiPadは便利なんじゃないかな。ワンタッチで次のページへ。デジタルならではの確実な挙動。手動ならではの「紙がめくれたかと思いきや、めくりきれず戻ってきた」とか、「めくりすぎて、2ページ進んだ」とか、「風でページがビュウウウウウウウ」とかない。
フットペダルとかで演奏者自身がめくれれば、演奏者のタイミングでいけるし。
こういうハプニングも防止できるだろうしね。ま、これはこれでいいんだけども。
「○○は使えない」と言う前に、「どういう使い道ができるか」を考える方が生産的だと思うよ。使う人間によって、そして使われ方によって道具は便利なものになるわけで。
逆に道具を礼賛するのもおかしな話でね。どんなに便利な道具であっても、良き使われ方を見つけ、その通りに使われることで真価を発揮するわけでね。別に道具がえらいわけじゃない。
すべては人間次第。
