ホリゾンの副作用 (ジアゼパム•抗不安薬)

ホリゾンの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。
ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。
ホリゾン錠2mg/ ホリゾン錠5mg/ ホリゾン散1%

副作用

 

 

副作用等発現状況の概要

 

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、発現頻度については文献等を参考に集計した。

 

 

重大な副作用

 

1. 依存性(頻度不明)

大量連用により、薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量を超えないよう慎重に投与すること。また、大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。

 

2. 刺激興奮、錯乱(いずれも頻度不明)

統合失調症等の精神障害者に投与すると逆に刺激興奮、錯乱等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

 

3. 呼吸抑制(頻度不明)

慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いた場合、呼吸抑制があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

 

 

その他の副作用

 

 

 

その他の副作用の表

 

  0.1~5%未満  0.1%未満 
精神神経系  眠気、ふらつき、眩暈、歩行失調、頭痛、失禁、言語障害、振戦  霧視、複視、多幸症 
肝臓注1)   黄疸   
血液注1)    顆粒球減少、白血球減少 
循環器  頻脈、血圧低下   
消化器  悪心、嘔吐、食欲不振、便秘、口渇   
過敏症注2)  発疹   
その他  倦怠感、脱力感、浮腫   

 

注1)観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

 

注2)このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。
【ホリゾンの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】
妊婦、産婦、授乳婦等への投与
1.
妊婦等:
(1)
妊婦(3カ月以内)又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中に本剤の投与を受けた患者の中に奇形を有する児等の障害児を出産した例が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。]
(2)
妊娠後期の婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系薬剤で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。]
(3)
分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系薬剤で報告されている。
2.
授乳婦:
授乳婦への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は授乳を避けさせること。[ヒト母乳中ヘ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことがあり、また、黄疸を増強する可能性がある。]