レキソタンの副作用 (ブロマゼパム•抗不安薬)

レキソタンの詳細な副作用です(医薬品添付文書より)。

ぜひ、よーくお読みになってみて下さい。

 

 

 

 

レキソタン錠5/ レキソタン細粒1%

 

副作用

 

副作用等発現状況の概要

 

承認時迄の調査及び副作用調査6,582例において、副作用は1,713例(26.03%)に認められた。主な副作用は眠気1,033件(15.69%)、ふらつき510件(7.75%)、疲労感378件(5.74%)等であった。(再評価終了時)

重大な副作用

 

1.*依存性

(頻度不明)

大量連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量を超えないよう慎重に投与すること。

また、大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし投与中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。

 

2.刺激興奮、錯乱

(頻度不明)

統合失調症等の精神障害者に投与すると逆にこのような症状があらわれることがある。

その他の副作用

 

次のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて適切な処置を行うこと。

1. 精神神経系

1%以上

眠気(15.69%)、ふらつき(7.75%)、めまい(3.54%)、興奮、気分高揚

2. 精神神経系

1%未満

歩行失調、不眠、頭痛、性欲への影響、振戦、構音障害、不安、焦躁感、のぼせ、ぼんやり感、しびれ感

3. 血液

1%未満

白血球減少

4. 肝臓

1%未満

AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇、ウロビリノーゲン陽性

5. 循環器

1%未満

血圧低下、動悸

6. 消化器

1%以上

口渇(2.60%)、食欲不振

7. 消化器

1%未満

嘔気、便秘、胃部不快感、唾液分泌過多

8. 過敏症注1)

1%未満

発疹、そう痒

9. 泌尿器

1%未満

排尿困難、尿失禁、頻尿

10. その他

1%以上

疲労感(5.74%)、脱力感(3.89%)

11. その他

1%未満

視覚障害、胸部圧迫感、四肢冷感、咽喉閉塞感、発汗

注1)投与を中止し適切な処置を行うこと。

 

 

 

 

【レキソタンの詳細な妊娠時の危険性情報は以下の通りです(医薬品添付文書より)】

 

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

 

1.

妊婦(3ヵ月以内)又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[妊娠中に他のベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム、クロルジアゼポキシド等)を服用していた患者が出産した新生児において、口唇裂、口蓋裂等が対照群と比較して有意に多いとの疫学的調査報告がある。]

 

2.

*妊娠後期の婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[ベンゾジアゼピン系化合物で新生児に哺乳困難、嘔吐、活動低下、筋緊張低下、過緊張、嗜眠、傾眠、呼吸抑制・無呼吸、チアノーゼ、易刺激性、神経過敏、振戦、低体温、頻脈等を起こすことが報告されている。なお、これらの症状は、離脱症状あるいは新生児仮死として報告される場合もある。また、ベンゾジアゼピン系化合物で新生児に黄疸の増強を起こすことが報告されている。]

 

3.

*分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状があらわれることが、ベンゾジアゼピン系化合物で報告されている。

 

4.

授乳婦に投与する場合には授乳を避けさせること。[ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことが他のベンゾジアゼピン系化合物(ジアゼパム)で報告されている。また、黄疸を増強する可能性がある。]

 

 

 

 

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