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【NEWS】夏木マリ、自身初の全国ライブハウスツアースタート

2015年04月09日

「新人の気持ちで、本気で楽しむ」
夏木マリ、44年のキャリアにして “最初で最後”の全国ライブハウスツアーがスタート!

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“年齢は記号”という自身のスローガンを体現するかのように、60歳を超えてなお一層アグレッシブな夏木マリが、きのう・8日、東京・渋谷TSUTAUA O-nestにて自身初の全国ライブハウスツアー「夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2015」全18公演の初日公演を行った。

以下、オフィシャルテキスト&フォトによるライブレポを掲載する。


_MG_9015sずっと念願だったという小規模のライブハウスでのツアーは、夏木マリにとってキャリア44年にして初のチャレンジ。北海道から沖縄まで、6月までの約3カ月に渡る長丁場のツアーではあるものの、元々歌手としてキャリアをスタートさせた夏木マリにとっては、この初めての試みに「新人のつもりで、フレッシュな気持ちで本気で楽しみたい」と意欲を示していた。

ツアー開催前には、自身の発案により、ライブで披露するカバー楽曲のリクエストを公式FacebookやTwitter募集する企画を実施。この企画に際して、「ゲラゲラポーのうた」(キング・クリームソーダ)をはじめ、夏木マリが幅広い楽曲のカバーに挑戦した「歌ってみた」動画をYouTubeにアップしており、夏木マリ自身がツアーに向けての準備を心から楽しんでいる様子が話題となった。

そして迎えたライブ初日。会場にはまさに老若男女、幅広い世代のファン約120名が集結した。まず最初に自己紹介代わりに歌ったのは、自身の半生を赤裸々に歌った「スワサントンブルース」。「スワサントン」はフランス語で「60」を意味し、60歳の節目に制作したまさに自伝とも言える楽曲。続いてカバー曲リクエスト募集企画で上位に輝いた2曲を披露。そして今回のツアーのために制作したという新曲「夜目 遠目 傘の中」に続き、英アーティストの楽曲の数々をブルースロックなアレンジで、自身作のオリジナル日本語詞と共に歌い上げた。

さらに、73年にリリースし一世を風靡した自身のヒット曲「絹の靴下」のセルフカバーを披露。当時は「本当はジャニス・ジョプリンを歌いたい」という想いを飲みこんで歌っていたという歌謡曲だが、60(ロクマル)を過ぎた今だからこそ、自分らしいテイストで真正面から表現してみせた姿が印象的だった。

続いて、斉藤和義プロデュース・夏木マリ流「説教ソング」とも言える新曲「Player」、奇しくも忌野清志郎が亡くなる1年前に夏木が作詞した歌詞に楽曲を提供してくれたという「神さまへ」、そして仲井戸″CHABO″麗市が60(ロクマル)を記念して制作した「キャデラック」と、夏木マリにとって「リスペクトする3大ロックアーティスト」から贈られた楽曲を立て続けに披露した。続いて自らエレキギターをかき鳴らし、ツアーのために制作した新曲「Happy Together」を歌い上げた。

そして今回のツアーが「Live&Talk」と銘打っている通り、中身の濃いライブに続いて、夏木マリ自身が企画したミーティングタイムに突入。ライブハウスという観客との距離が近い空間を活かして、事前にロビーに置かれたホワイトボードにファンから悩みや話し合いたいテーマを書き込んでもらい、それを傍らにミーティングを行うという趣向。初めての試みで手探りに進められたコーナーだったが、包み隠さずに真っ直ぐに繰り広げる夏木マリのトークと、アドリブでファンをステージに上げるといったサプライズに、ファンも一体となって和やかな空気に包まれた。

ミーティングタイムですっかり距離が縮まったファンからのリクエストで、敬愛するジャニス・ジョプリンの「CRY BABY」、チャック・ベリーの軽快な「JONNEY B. GOODE」で一気に会場を盛り上げ、最後は自身のライフワークである、途上国の子供たちに未来の仕事を贈るプロジェクトのテーマソング「One of Love」で初日公演を締めくくった。

44年のキャリアにして、いまだ新人の気持ちで1日1日を過ごすという夏木マリ。その姿勢こそが、60(ロクマル)をこえて初の全国ツアーにチャレンジする原動力となっているのだろう。ぜひ実際にライブ会場に足を運んで、夏木マリがライブハウスツアーを「本気で楽しむ」姿から、溢れ出るパワーを身近に感じて頂きたい。

チケット情報はNATSUKI ROCK(http://www.natsukirock.com/posts/673/)まで。


◆ライブ情報
自身のキャリア史上初!全国ライブハウスツアー 
夏木マリ MAGICAL MEETING TOUR Live & Talk 2015
・2015年04月08日(水)【渋 谷】TSUTAYA O-nest ※THANK YOU SOLD OUT!!!
・2015年04月11日(土)【札 幌】ペニーレーン24 
・2015年04月13日(月)【盛 岡】Club Change WAVE
・2015年04月14日(火)【仙 台】Rensa
・2015年04月24日(金)【金 沢】EIGHTHALL
・2015年04月25日(土)【長 野】CLUB JUNK BOX
・2015年04月27日(月)【新 潟】LOTS
・2015年05月07日(木)【福 岡】Gate’s7
・2015年05月09日(土)【鹿児島】CAPARVO HALL
・2015年05月10日(日)【熊 本】Restrant & Live Bar CIB 
・2015年05月12日(火)【広 島】CLUB QUATTRO
・2015年05月14日(木)【神 戸】チキンジョージ 
・2015年05月15日(金)【心斎橋】Music club JANUS
・2015年05月28日(木)【名古屋】CLUB QUATTRO
・2015年05月29日(金)【京 都】磔磔
・2015年05月31日(日)【高 松】オリーブホール
・2015年06月04日(木)【渋 谷】TSUTAYA O-WEST
・2015年06月12日(金)【那 覇】桜坂セントラル
   ※チケット販売先、お問い合わせ先は各公演で異なりますので、ご注意ください。
【ツアーメンバー】斉藤ノヴ(Per)、山内陽一朗(Dr)、堀川峻平(Bass)、二宮楽(Gt)、北村力(Gt)
【料金】 5,800円(tax in) ※自由席、整理番号付き、別途1ドリンクオーダー
【企画/制作】 MNS TOKYO/interblend inc.
【6月4日 東京公演協賛】 大和ハウス工業株式会社
【Special Thanks】株式会社ポーラ
【後援】 WARNER MUSIC JAPAN

WQCQ638_RGB◆リリース情報
ライブハウスツアー開催記念限定CD
「Player」

紙ジャケット仕様
/ライブハウスツアーロゴをモチーフにした「タトゥーシール」入り
価格:1,000円(税込)/WQCQ-638
<収録曲>
M01. Player
M02. Player(Instrumental)
斉藤和義が作詞・作曲・プロデュース・楽器演奏・コーラスと全てを手掛けた、夏木マリ流「説教ソング」。ジャケットデザインを手掛けたのは、パリ在住の「AZZEDINE ALAIA」のファースト・アシスタントを務める瀬尾英樹。日頃から親交のある夏木マリからの直接のオファーに快諾するかたちで実現した、スペシャルコラボレーションとなっている。紙ジャケット仕様、ライブハウスツアーロゴをモチーフにした「タトゥーシール」入り。購入は、ライブハウスツアー会場および夏木マリ自身が編集長を務めるWEBマガジン「NATSUKI ROCK -WHAT IS LUXURY?-」(http://www.natsukirock.com)内のSHOPのみ、という超限定盤!
※NHK BSプレミアム『山賊の娘ローニャ』のエンディング・テーマ

 

◆夏木マリ 公式サイト
http://marinatsuki.com/
◆夏木マリ 公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC_zTWDm2WPq8A-s55kmqCjw
 
※このニュースはWarner Music Japan提供の情報を掲載しています