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Makoto Ito

自分でデザインするように具材を組み合わせる「手織り寿し」や「手和え寿し」で有名な「AWOMB」が、昨年12月13日、喫茶&雑貨店「AWOMB こころみ」をオープン。寿司と同様に「自分でひと手間加える」ことをコンセプトにした、スイーツやドリンクが話題になっています。

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Makoto Ito
真っ白ののれんが清々しい外観。

場所は蛸薬師新町にある本店のすぐ隣の町家。喫茶・雑貨店のほか、イベントやワークショップなど、新たなことを行う拠点として「こころみ」と名付けられました。

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Makoto Ito
お店は2階建て。1階席からは中庭が見える。

細い通路を通って中へと入ると、小さな庭のある心地よい空間が広がっています。この店舗では、「AWOMB」のスタッフが着ているオリジナルデザインの服「AWOMB きもの」やうつわなども販売。衣食住の三角形をシンボルマークとする、「AWOMB」のエッセンスが感じられます。

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Makoto Ito
「手織り菓子」¥1,800 ガラス皿には10種類の寒天菓子と6種類の餡。湯飲みに入っているのが乳餡。もなかとクレープも付いています。

メインメニューは「手織り菓子」。すべて異なる10種類の寒天菓子と6種類の餡に、果物や木の実がトッピングされており、思わず写真に撮りたくなるかわいさです。右下にあるクレープに、乳餡(白味噌のソフトクリーム)や寒天菓子をのせて、くるりと巻いていただきます。

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Makoto Ito
クレープに乳餡や寒天菓子を包んで食べる。

乳餡はミルキーな味わいの中に白味噌の塩気が感じれ、そのバランスがグッド。寒天菓子は、そのまま食べてももちろんOKです。紫芋の餡や、五色あられ、昆布など、味も食感もさまざまで最後まで飽きません。乳餡にフルーツなどをトッピングして、「冷やししるこ」として味わっても。いろんな組み合わせを試せるのが、「AWOMB」の醍醐味です。

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「手淹れこーひー」¥ 800 豆は「NAKAYAMA COFFEE」「大山崎 COFFEE ROASTERS」「西院 ROASTING FACTORY」「珈琲焙煎所 旅の音」のものから選べる。

ドリンクも自分でひと手間加える方式。豆を挽くところから体験できる「手淹れこーひー」は、京都で人気の珈琲焙煎所の豆が楽しめるところが嬉しいポイントです。ほかに、自分で抹茶を点てる「手前点前」というメニューも。ネーミングが洒落ています。

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グッズのセレクトもAWOMBらしいセンスを感じる。

その他、同店のInstagramアカウントには、続々と新メニューが登場しています。野菜たっぷりのちらし寿し「こころみ寿し」など、ランチメニューも近々提供をスタートする予定。この場所からどんな「こころみ」が生まれていくのか楽しみです。

photo : Makoto Ito text : Ai Kiyabu


AWOMB こころみ
京都府京都市中京区蛸薬師通新町姥柳町189
tel. 075-203-6811
営業時間/11:00~21:00(20:00L.O.)
無休
https://www.instagram.com/awombkokoromi/


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木薮 愛 ●フリーランスの編集・ライター。京都を拠点に弊誌グルメ記事をはじめ、カルチャー誌などにも幅広く寄稿。独自の文化を感じられる店が好き。

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