ニュージーランドのインフルエンザ流行は、2週連続で新規患者数が減少した。35週(8月30日から9月5日)には10万人当たりの受診率が75.4人と、34週(同123.8人)から大幅に減少した(図1)。
流行しているウイルスは、パンデミック(H1N1)2009が依然として優勢で、検体の86%を占めている(前週は83%)。
地域的には、10万人当たりの受診率が250~399である「High Activity」の州はなくなった(前週2州)。
なお、パンデミック(H1N1)2009の感染が確定した人は、2010年1月以来、1658人となった。このうち141人が35週に確認された。
■参考資料
・INFLUENZA WEEKLY UPDATE