(オフィス+シェアハウス)×チャリ

シェアハウス専門ポータルサイトのスタッフによる、シェア生活を楽しむための探検レポートブログ。東京、神奈川、千葉、埼玉、 そして全国各地のシェア賃貸住居をひたすら探検する専門ポータルサイトの隊員達。明日はあなたの物件へ・・・!?

※こちらの物件は2011年2月より、運営事業者さんは「効利製作所」へ変更されています。

仕事を楽しむ人が集まるオフィス。最上階はレジデンス。


本日のシェアハウス探検隊は千駄ヶ谷にオープンした一風変わったシェアハウス「Chariresi 千駄ヶ谷」。

実はこの物件、1-5Fは店舗やオフィスになっています。建物全体の名称は「チャリ千駄ヶ谷」、通称「チャリセン」と呼ばれ、リノベーションに関心の高い方は、ご存じの方も多いであろう建物です。基本オフィスなのですが、建物内に自転車置き場やシャワールームを備え、チャリ通勤主体のワーキング・ピープルを重視した設計がされています。

地下には家庭料理が味わえるカフェ「ジャスミン食堂」が、1Fには自転車屋さんがお店を構え、2-4Fはクリエイターの集うシェアオフィスとなっています。この自転車屋さん、実は自転車の修理販売ではなく、トレーニング方法などを提案するという珍しい業態となっておりますので、興味のある方はこれはこれで是非。

さて、そんな一風変わったシェア・コンプレックスの最上階が今回探検する「Chariresi 千駄ヶ谷」。「Charisen + residence」で「Chariresi」だそうな。

自転車屋さんの体験トレーニングでプルプルになった膝を引き摺りつつ、内部へ入ってみます。


コチラが建物外観。

坂道に沿って建っています。

前の道路は、程よく交通量もあります。

建物のメイン・エントランスから中へ入ると、

正面には受付があり、普段は受付のお姉さんが常駐しています。

で、郵便ポストはこのように。オフィス用と並んで、Chariresi分もあります。

エントランスホールには、フレームの形が印象的なロードバイクが置かれていました。

少し年代物のロードバイクでしょうか。

ブレーキレバーの形状だけは、金八先生が乗っていた自転車と似ています。

受付を左へ進むと階段とエレベータが。

Chariresiのある6Fまではエレベータを使います。


6Fは、上の写真と同じようなドアが隔てる2つのL字型のゾーンに分かれていて、それぞれリビングと601~604号室、洗面台と605~609号室という構成となっています。

まずは先に、リビングのある方のL字ゾーンから見てみます。

鍵はSuicaやPASMOと同じ非接触型ICカード方式。

お借りした鍵を、ピッ!とかざして中へ。

すると、すぐにソファの置かれたリビングがあります。

エアコンとTV、それに楕円形のテーブルとソファ。

機能としてはとてもシンプル。

物理的な広さはさほど無いのですが、天井高があり、ドアがガラス張りなので不思議と開放感はあります。

・・・でも、見ての通り広くは無いですからね。くれぐれも。

見上げると、剥き出しの躯体が顔を出しています。

実に無骨な、ザックリとした作りです。これをカッコ良しととできるかどうかが、まずはChariresi適性を計る最初のテストでしょうかね。

専有(専有部)部前の床がカーペット敷きでフカフカして、歩行音が出ないのも良いトコロ。

なんだかホテルみたいです。

ストライプのパターンが奥行きを強調している事も、空間を少し広く感じさせます。

廊下の先にはミニ・キッチンがあります。

Chariresiのキッチン・スペースは以上。

ご覧のように作業スペースなどはなく、バリバリの自炊派向きではありません。もちろんお湯を沸かしたり簡単な調理は可能ですが、オフィスにある給湯室のイメージが近いかも。

冷蔵庫も大きくありません。

モヤシや納豆よりも、ビールやミネラルウォーターやユンケルが似合う感じです。個人的には、レッドブルも入っていて欲しい。

つまるトコロ、Chariresiはオフィスにくっついたレジデンスであり、純然たる住まいとしての機能を追求しているワケではないのです。基本的には生活の中で仕事の占める比重が高めの人に向いているのは間違いなし。

チャリセンでシェアオフィスを借りていたり、周辺のデザイン事務所などで働き詰めだったり、あるいは遅くなったときのために都心近くにセカンドハウスを持ちたいビジネスマンだったり・・といった利用層が浮かびます。

で、トイレはしっかりとウォシュレット・タイプ。


続いては専有部内部をチェックしてみます。

まずは、ショールームとして家具が設置されている603号室から。

第一印象はまるでビジネスホテル。

床はパープルのカーペット敷きになっています。

デスク・チェア・LAN、そして快適なベッド。


では、続いて602号室を見てみます。

掃き出し窓には、木製のブラインドが設置されていますが、他にはエアコン・ブラインド・スポットライトだけしか備品はありません。

扉やドアノブはこの通り。


お次は、604号室。

見上げれば、高い天井に剥き出しの駆体が。

都心部でこの開放感は、ちょっと得難いかも。実は全室、天井はこんな具合になっています。


さて、602、603、604号室のベランダには、屋上へと繋がる階段が付いています(ちょいと変わったつくりなのです)。

で、その階段を上がると、「チャリ千駄ヶ谷」のテナントさんも休憩場所として利用する、かなり絶景な屋上があります。

じゃん。こちら屋上全景。

一角にはホッと一息つけるベンチ。百貨店の屋上よろしく、自動販売機と灰皿も。

もちろんベランダからでなく内階段からもアクセスできるのですが、オフィス側の入居者さんも個性の強い方が多いと思いますので、ちょっとしたコンタクト・ポイントになるかも知れません。

せっかくですので、オフィス<=>レジデンス間でも交流を楽しんで頂きたいものです。


続いて、洗面台と605~609号室があるユニットへ。

両脇に専有部のドアが並ぶ廊下の突き当たりには、ちょっとクールな風情の洗面台が。

鏡の裏には、洗面道具を置けるスペースもあります。

L字型の廊下の奥を覗くと、こちらのゾーンにも冷蔵庫が。

冷蔵庫の右手に見えるドアはお手洗いになっています。

こちらもウォシュレット。設備はシッカリ新しいのです。


さて、一風変わったオフィスひっつき型シェアハウスChariresiですが、物件探しをしている方には、ここからが特に大事なポイントです。

実はシャワールームはフロアが別。1Fまで足を運ぶことになります。

このような設計になっているのは、オフィス側のテナントさんもココを利用するため。

チャリ通勤で流した汗をササッと流せる、シャワールーム付きのオフィスとして使用している方もいらっしゃるというわけで。

で、シャワーブースはこんな具合。サイドからもトップ(天井)からもシャワーヘッドからもシャワーを浴びられる全方位型のタイプです。

6Fからの移動は少々不便ではあるものの、スポーツジムのシャワー気分でスペシャル感は少しあります。

ちなみに脱衣スペースは見ての通り開放的ですが、男女はもちろん別になっていますのでご安心を。

シャワーの後はここでドライヤーなどを。


さてさて、周辺にはカフェや雑貨屋さんがあり、坂道と相まって通りの雰囲気も良好。

千駄ヶ谷はアパレルの街としての側面もあり、駅に向かう道のりには、そっち関係の倉庫や事務所と思しき建物がたくさん。

最寄り駅のJR千駄ケ谷駅までは、歩いて8分です。

あまり説明は不要と思いますが、東京中心部を横切る中央・総武線という事で、アクセスは大変良好。

電車に乗ってからは、新宿まで4分、渋谷までは代々木乗り換えで10分です。千駄ヶ谷駅前にある都営大江戸線国立競技場駅も利用できるので、青山一丁目駅は2分。

しかし、チャリと名の付く物件ですから、ぜひチャリ力を活用して欲しいのが本音です。駅までは徒歩8分ですが、チャリ(自転車)があれば、渋谷・新宿・青山へは新宿御苑や神宮外苑・代々木公園の緑を眺めつつの、キモチ良いサイクリング・ルートとなります。おまけに、そのどれもがあっという間です。


さて、今回探検した「Chariresi 千駄ヶ谷」を管理されるのは、毎度ながら個性的なシェアハウスを提案し続ける「サイコ34号棟」さんです。

jucari 笹塚mocoka明大前daidaiの企画を手掛けてきた彼女達は、相変わらずアグレッシブに市場の最先端を走り続けている様子。人と人とのつながりから生まれる価値や、都心のひとり暮らしに対す不満を何とか解決しようと取り組んでいるとか。

運営スタイルも含め個性が強いので誰にでも・・とは申しませんが、どの物件も好きな人は、好きなはず。

今回もかなり変化球なタイプですが、どんな方から、どんなお問合せが出るのかという事も含めて興味津々です。

今回は法人契約も大歓迎とのことです。詳細はお問合せ下さいませ。


東京っ子なら誰もが見覚えがある東京体育館もご近所。

そうそう。地下にあるジャスミン食堂も要チェックです。

屋上にも出張してくれたり・・という噂を聞きつけたのですが、外苑の花火大会が楽しみですね。

(サトウ)

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