iPhone/iPod touch用の新OS「iOS4」へのアップデートが、日本国内でも6月22日未明にスタートした。早速インストールしたユーザーが、Twitterなどで使用感を報告している。アップデートには、最新のiTunesをインストールしたPCが必要。
iOS4はマルチタスクが可能(iPhone 3GSとiPod touchの最新モデルのみ)。対応アプリなら同時起動でき、バックグラウンドで動作する。起動中のアプリは、ホームボタンのダブルクリックで確認でき、簡単に切り替えられる。
アプリをフォルダ分けする機能も。アプリのアイコンを長押ししてドラッグし、ほかのアイコンに重ねれば、重ねたアプリ入りのフォルダが自動で作られる。
ソフトウェアキーボードは顔文字入力に対応した。メールやメモアプリなどでは、英語のスペルチェック機能も使える。Bluetoothキーボードにも新たに対応し、外付けキーボードを使えるようになった。
内蔵写真アプリはGoogleマップと連動。撮影場所をGPSで記録し、地図上に表示する。5倍のデジタルズーム機能も新搭載した。動画撮影機能では、画面をタップするだけでピントを合わせられる。
メールアプリでは、すべてのメールアカウントのメッセージを1つの受信ボックスにまとめて表示したり、メッセージをスレッドで整理するといった機能を追加した。
iPadで先行して提供していた電子書籍アプリ「iBooks」にも対応した。
Twitterでは早速インストールしたユーザーが使用感を報告しており、マルチタスクやフォルダ機能を評価する声が挙がっているほか、「標準のカメラアプリのシャッター音が大きくなった」ととまどう声も出ている。
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