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• アップグレードはスムーズそのもの。ダウンロードは瞬殺で、アップグレードは機種変更後のリストアより速かった。ただし個人差も激しい模様。私の狭いTwitter Timelineを見た限りインストールしたアプリが多い人は時間がかかっている感じ。
• なんといっても便利なのは、フォルダ。なんかiPhoneのUI的に後ろ向きな感じもするのですが、その一方初代iPhoneが出た時点では20万を超えるアプリがリリースされるなんてApple自身想像もしていなかったわけで。特に電子書籍アプリは後ろめたいほどデスクトップならぬパームトップ(?)不動産を費消するので、「弾言」、「決弾」そして「空気を読むな、本を読め。」とすでに三つも電本アプリを出している私としては歓迎あるのみです。もちろん、全部そのまま動きました。
• おかげで六枚あったホーム画面が二枚に。しかも見ての通り、一枚目はデフォルトにほぼそのまま忠実な画面なままで。
• マルチタスクも、今までの操作感をそのままに実に上手に実装されています。ホームボタンをダブルプッシュでタスク画面というのもまたiPhone的には後退感がなきにしもあらずなのですが、実は今までのようにシングルプッシュでもマルチタスクになっていることは、タスク画面を見るとわかります。ちなみに「終了」はタスク画面でアイコンを長押しです。
• となると重くなるのではないかと私も危惧していたのですが、杞憂でした。むしろ軽やかです。これが一番の誤算でしょうか。ただしこれは3GSの場合。iOS 3でもやや重の3Gや旧型iPod Touchではそうも行かないかも。
• SafariのWebページ表示が前よりきれいになったように見えるのですが、気のせい?

• そうそう。iBooks 1.1も合わせてリリースされておりました。ePubだけではなくPDFも見れます。これはAiR初回限定版HD の原稿PDF(非売品)を3GSで見たもの。さすがに3GSの320x480pixでは字は拡大なしに読めませんが、それでもなかなかの見栄え。これが Retina Display になったらひょっとして拡大なしに読めるようになりそうなクォリティです。
• 電子書籍、こうなると意外とPDF直販も結構行けるのではないでしょうか。@hga02104の高笑いが上海あたりから聞こえてきたような気がしますが、空耳でしょうね:-P
• とはいえ完璧とはいかないのがOSアップグレードの常。d21viewerは作品リストを表示しようとするとクラッシュします。
• 同じくT-Timeベースの理想書店viewerの方は問題ないのに。ボイジャーさん、早く助けてあげてくださいね。そうそう。アプリ版のiPad/iPhone 4対応の方も。

総論として、これほどの出来とは思いませんでした。iPhone 4を予約するために列に並んだ事をちょっと後悔しちゃったほど。これで少なくともあと一年は戦えるでしょう。一年後にiPhone 5が出るかまではわかりませんが…

Dan the iPhone Owner