HDDの劣化状況を把握しておく
ハードディスクは精密機器です。どんなハードディスクも使い続けるうちにだんだん劣化し、いつかは壊れてしまいます。
そのため、できるだけ長い時間使うためには、ハードディスクの寿命にも気をつけたいものです。
まずハードディスクの寿命を大きく縮める要因として、落下などの衝撃と高温での動作が挙げられます。ハードディスクの取り扱いにはいつも注意しておきましょう。
ハードディスクの「健康状態」を知るのに役に立つのが「S.M.A.R.T.(スマート)」機能と呼ばれるものです。これは、ハードディスクの状態を常に監視して、温度などの各項目を測定できる機能になります。
現在のハードディスクのほとんどが対応しており、スマート情報を確認できるフリーソフトなどを使って確認することができます。
HDD Smart Analyzer
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/hddsmart/ (窓の社)
HDD Smart Analyzerはハードディスクのスマート情報を確認できるフリーソフトです。上のアドレスからアクセスしたら、HDD Smart Analyzerをダウンロードしてexeファイルを実行してください。
スマート情報は、現在の状態を示す「値」と、これまでの最低の状態を示す「ワースト値」、寿命と判断される「しきい値」の3つの数値で判断します。
解析を実行してみた結果、どれか1項目でも「値」もしくは「ワースト値」が「しきい値」以下になれば、そのHDDは寿命を迎えていると判断できます。HDDのデータをバックアップしたり、HDDの交換を考える時期に突入したといえます。
その他、HDDの現在の温度も計測できるので、温度が高すぎていないかチェックしましょう。
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