【3月25日 AFP】(写真追加、記事更新)10世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2010)男子シングル・ショートプログラム(SP)。バンクーバー冬季五輪の銅メダリスト、高橋大輔(Daisuke Takahashi、日本)が、89.30点でトップに立った。

 バンクーバー五輪のメダリストでただ一人今大会に出場している高橋は、リスクの高い4回転ジャンプを回避したが、SPで首位に立ち日本人男子初の世界選手権制覇に一歩前進した。

 2位には87.80点でパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ)、3位には87.70点でブライアン・ジュベール(Brian Joubert、フランス)、4位には84.20点で小塚崇彦(Takahiko Kozuka、日本)がつけた。

 ジャンプをすべて失敗した織田信成(Nobunari Oda、日本)は50.25点で28位に終わり、フリースケーティング(FS)に進むことができなかった。(c)AFP/Sabine Colpart