トヨタ車急加速 米ABCが映像操作認める
「トヨタ自動車」の車が突然、急加速すると指摘されている問題で、最初に問題を報じたアメリカの「ABCテレビ」は12日までに、一部、実験映像を意図的に操作して報道したことを認めた。
この問題は、南イリノイ大学・ギルバート教授が、トヨタ車の急加速の原因は電子制御システムの欠陥であることを実験で立証したとされるもので、この実験の様子をABCテレビが報じた。ABCテレビは12日までに、実験映像を放送する際、一部誤った編集を行っていたと認めた。実験映像をよく見ると、ブレーキライトなどが点灯していて、実際は車が停止中に撮影していたにもかかわらず、あたかも走行中に撮影したように編集して放送していた。
ABCテレビは、実験結果に変わりはないとしながらも、すでにホームページには再編集したVTRを載せている。