葬儀を通して日々考える、鈴木葬儀社社長BLOG

葬儀を通して日々思ったことや感じたことを書いてます

私が電話に出ない方が良い理由をグダグダと書いてみるw

2011年12月12日 09時27分07秒 | 多分、愚痴w
何かと細かい所にこだわって来たのが私の人生というか趣味というか...

別にそんな事にこだわったって、何がどうなるものでもない事にこだわるのが好きだったりしたw

ま~趣味としては細部にこだわって行こうと今後も思うが、生きる事に関しては時間が限られている。

だから、出来る事と出来ない事を明確にして優先順位をつけないとダラダラとして結局なにも出来ないことになりそうだw

必要ではない所はこだわらない事にこだわってみようかと思う(^_^;)


葬儀は仕事で私の人生の大きな所をしめてきた。

しかし、40も過ぎると人生を振り返る様になる。

すると、葬儀が少し違うものに見えてくる。(様な気がするだけかもしれないけれどw)

故人さんに会うと、ただ単なるご「苦労様という気持ち」だけだったのが(今から思うと「だけ」と思える)、この方は人生を全う出来たのだろうか?と、自分自身の行く末と重ねて考えてしまう様になる。

葬儀が今まで以上に重要な事に思える様になる。しかし、「一生懸命に生きた先にある葬儀」がという事になる。

となると、「一生懸命に生きた先の葬儀」の「生きた所」に私は既に何の関与も出来ないので、故人にとってのより良い葬儀も非常に難しいと言う事になる(^_^;)

ま~より良い葬儀をお手伝いするなんて事自体がおこがましいのかもしれないけれどもw

やはり私は葬儀屋として、遺族にとってより良い葬儀を出来るだけ実現する為にしか関与が出来ない様に思える。


あとは、喪家によるのかもしれないけれども、こだわった方が良いポイントというのが、葬儀屋としての経験から助言出来る事が少しだけある。

でもそれって、実はとっても当たり前というかあっさりしている事で誰にでも言える様な事だったりする。

言葉だけではなかなか言えないのだけれども、簡単に言えば「一緒に時間を過ごせ~」故人と共に縁者も!という事かな~

それを基本にして色々と発生してくるけれども...


ここらへんのポイントというか大事だと思える事だけをこだわっておけば、よく葬儀関係で出てくる質問とかの内容は正直どうでも良い様なことばかりで...

そんな事にこだわるべきではないというか、気を向けるのさえ時間がもったいないと思える。

一般的な葬儀において大事だと思われているいる事柄が実はどうでも良い事で、葬儀においてどうでも良いというか気にすることもない様なささいな事柄が、実は人生の惜別においては重要だったりする。

さあ、私は問い合わせの電話に出るのを出来るだけ控えようと思う。
なぜなら、殆どの問い合わせの返答にたいして「そんな事は気にされることはありませんよ!」ばかりになってしまい、欲しい答えを結果的にしていないから(^_^;)
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