東京DF椋原健太(20)が2日、東京・小平グラウンドで行われた10対10のゲームで、主力組右サイドバックで起用された。同ポジションのDF徳永悠平(26)が、左ひざ負傷のMF米本拓司(19)の代わりにボランチで起用されたため、開幕戦(3月6日、東京・味スタ、対横浜)スタメンの可能性が日に日に高まっている。椋原は練習後、「(長友)佑都君や悠平さんの背中を追ってきて、すごく勉強になっている。今年は2人の代表組を超えるような活躍をしたい」と闘志を燃やした。

 東京ユース出身で08年にトップチーム入団。リーグ戦出場は1年目3試合、昨季は11試合と、確実にステップアップしている。ベビーフェイスと軽妙なトークで、女性ファンの人気も高い。3年目の今季はさらなる飛躍で、定位置確保を目指す。