『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2011 6 No.823』 機芸出版社

表紙を飾っているのは16番のC57。本文に記事があるけど、足回りのウェザリングがいい感じ。
レイアウトでは16番の「豫州高速度連絡鉄道」が4,200×1,800mmというスペースにエンドレスとヤードと機関庫をびっちり詰め込んでにぎやか。
広告記事だけど、IMONのHO1067で鳥栖・早岐のDD51。う〜む、実はDD51がかっこいいな〜と思った最初が鳥栖駅構内の留置線に駐まってる姿を見た時だったのだ。だからこれって原体験そのままのモデルってことだよなぁ。って、買えないし買う気もないけど。
ニュールンベルクメッセ2011レポート第3回ではマルチプルタイタンパーのモデルが。こんなものまで。
バスコレに踏切を作る記事。ワイドトラムレールにバスコレ走行システムのワイヤーを埋め込んで、平面交差できるように加工した実験。これを応用したレイアウトが出てくるのが楽しみだなぁ。
DCC雑記帖のくくりでメルクリンのモバイルビジョンが紹介されていて、ゴーグル型のディスプレイにカメラカーの映像を映すんだけど、ゴーグルにジャイロが仕込んであって、首を振るとカメラも動き、見たい方向の映像が見られるという優れもの。カーブで線路が見えないという模型のカメラカーの欠点をクリアする素晴らしい仕掛けだ。さらにゴーグルディスプレイに映ってるものを外部のテレビに出してみんなで共有できたり、外部映像機器の映像をゴーグルに映し出せたりもするらしい。いったいいくらなんだろう。
こないだのiPad/iPhone/iPod touchでDCCをコントロールするやつといい、メルクリン恐るべし。

鉄道模型趣味 2011年 06月号 [雑誌]