白金台の畠山記念館で3/21(祝)まで開催中の、酒井抱一 -琳派の華- 展に行ってきました。
リンパ…? という方のために、ごくごく簡単にご説明しますと、
琳派とは、安土桃山時代~江戸時代にかけて発展した日本絵画の一表現手法のことであり、その流派のことを指してもそう呼びます。
鮮やかな色彩や金箔を巧みに使い、
装飾性・デザイン性が高いことが特徴とされています。
まぁ、私が説明するよりも、とにかくご覧ください。
この「風神雷神図」の構図の大胆さ…!
余白が効果的で、まるで一陣の風が吹きおろすように見えますよね。 ヒューッ。
そして、ため息が出そうなほどに美しい
「十二ヶ月花鳥図」。
チーム琳派の中では、この抱一さんは作風が地味めな気がしますが、言い換えれば叙情的であり、そこに魅力を感じます。
※酒井抱一の十二ヶ月花鳥図は、何種類か存在し、上のリンク先の画像と畠山記念館の所蔵品はまったく同じものではありません。
今年は酒井抱一生誕250年だそうで、密かにその業界(?)では盛り上がっているようですよ。
他にも
出光美術館: 酒井抱一生誕250年 琳派芸術 ―光悦・宗達から江戸琳派―
静岡県立美術館他: 帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展
などがあって、私も静岡に行っちゃおうかな…なんて考えています。
エッジが効いてて、どこかエロティックなの琳派の魅力を、
皆さんにも知っていただけたらうれしいです。
ぜひ足を運んで、実物を見て、感じてみてください。
インテリアのヒントにもなるかも…?
ちなみに、畠山記念館はこんな立派な門構えの入口を入り、手入れの行き届いた庭を通って到着します。
スタッフの方が皆さん親切で、お抹茶をいただくこともでき、コンパクトで感じのよい美術館です。
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