先日、東日本大震災で
がれきの処分に法の壁と題した記事がニュースで流れました。
確かに、日本は所有権絶対の国です。
だから、他人の物を処分できない。
法整備が必要では?
という記事の内容でした。
しかしながら、がれきも、被災者にとっては、大切なものです。
今日の記事には、
大学院生がボランティアで、
がれきの下から泥にまみれたアルバムを探して
持ち主のもとに届けていました。
他人には、泥にまみれたアルバムも、その人には
大切な宝物です。
もちろん、法整備しなくても、例えば、他人の家が
自分の家や生命を犯しそうになれば、
物権の作用として
どかす権利もあります。
消防法や警察の法の中にも、
人命を守るために、
物は壊してもいいという法もあります。
記事を書かれたのはどなたか知りませんが
法整備は不十分なことはありません。
だた、政府は速やかに、どの法を
どうやって適用するか指針は示すべきだと思います。
それが、速やかな復興への光となると思います。