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Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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2009.03.30
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カテゴリ:Figure Skating(2008-2009)
読者のみなさまへ

あまりにたくさんのメールありがとうございました。多少の温度差はあるとはいえ、みなさんが採点についてお感じになったことは、メールを拝読しますとほとんど同じ。Mizumizuもみなさんと同じ気持ち。

正直、もうフィギュアねたを書くのはやめようと思ったのですが、ブログを開けてみるとなんとまぁ、こんな個人ブログに1日で3万2000件ものアクセス。

きのうも2万件でしたので、やはりエントリーを期待されている方が多いとわかり、最後にあと数回だけ書こうかという気になりました。それをもってMizumizuはフィギュアの世界から出て行こうと思います。長く愛好してきましたが、「もう付き合いきれない」という気分です。ブランケッティさんの言う「消えた観客」の1人になるときが来たようです。

多くの方が呆れたキム・ヨナの銀河点。加点については、客観的な数字で奇妙さが示しにくいので、一番わかりやすい演技・構成点に焦点を当ててみましょうか。

今回の異常な点数は、もはや発狂したとしか思えない演技・構成点なくしては説明できません。


まずは、日本中のファンの目が点になったショートのキム選手の得点のうち、ジャッジがつけた演技・構成点。

キム・ヨナ選手自身の直近の4大陸と比べてみると、その異常な爆アゲぶりがわかります。

スケートの技術 (4大陸)7.6→(世界)8.45  0.85点もアップ
つなぎのステップ (4大陸)7.1→(世界)7.75 0.65点もアップ
演技(パフォーマンス) (4大陸)7.65→(世界)8.5 0.85点もアップ
振付  (4大陸)7.55→(世界)8.05 0.5点もアップ
音楽との調和(解釈)  (4大陸)7.65→(世界)8.15 0.5点もアップ

今回総じて、点数は高く出ました。では、他の選手はどうでしょうか?
ロシェット選手
スケートの技術 (4大陸)7.3→(世界)7.55  0.25点アップ
つなぎのステップ (4大陸)7.0→(世界)7.35 0.35点アップ
演技(パフォーマンス) (4大陸)7.25→(世界)7.7 0.45点アップ
振付  (4大陸)7.55→(世界)8.05 0.4点もアップ
音楽との調和(解釈)  (4大陸)7.65→(世界)8.15 0.3点アップ

浅田選手
スケートの技術 (4大陸)7.4→(世界)7.75  0.35点アップ
つなぎのステップ (4大陸)6.85→(世界)7.15 0.3点アップ
演技(パフォーマンス) (4大陸)7.2→(世界)7.6 0.4点アップ
振付  (4大陸)7.25→(世界)7.64 0.4点アップ
音楽との調和(解釈)  (4大陸)7.25→(世界)7.55 0.3点アップ

どうですか? ロシェット選手と浅田選手の「あがり具合」がかなりきれいに拮抗しているのに対し、キム選手の爆アゲぶりがわかりますね。

つまりキム選手は、わずか1ヶ月の間に、演技・構成点の5つのコンポーネンツを抜群に磨いてきたのですね。素人目にはほとんど、いやまったくわからないのに、さすがに選ばれたジャッジの目は違います。スケートの技術は1点もあがっちゃったんですね。いやぁ、すごいです。こんな選手はフィギュア史上初でしょう。天才ですね。

タテマエ上は、演技・構成点も他の選手と比べた「相対評価」ではなく「絶対評価」。どういうことかというと、5つのコンポーネンツの点数が「絶対的にどのくらいの価値をもつか」を数量化したものということです。

たとえば100点満点のテストでは、80点取った人より90点取った人のが優秀です。ですから、ある選手とある選手の「スケートの技術」の点数を比べれば、その数字の差で、優劣がわかるわけです。

「キム選手のスケート技術って男子並みなんですか?」というメールもいただきましたが。

いいえ、キム選手のスケート技術は男子以上なんですね~。

男子ショートで4+3を跳び、トリプルアクセルを決め、スピンもステップもレベル3から4で加点ももらってトップになったジュベール選手とらべてみましょう。カッコ内がヨナ選手です。

7.8(8.45)、7.3(7.75)、7.75(8.5)、7.7(8.05)、7.85(8.15)

スケートの技術はジュベールでさえ、8点台は出ていません。つまり、ヨナ選手の技術は、男子を上回っているんです!

4回転も、そのコンビも、3Aも跳べないヨナ選手が、なぜ?

それは・・・

トータル・パッケージだからです! そして、そうジャッジが点を出したからなんです!

そのココロは? 素人のワタクシにはわかりません。ただ、演技・構成点をそこまで爆アゲしたかった理由は、「なんとかできるだけ得点を上げたかった」と考えれば辻褄が合います。
ショートの場合、男子の演技・構成点は実際の得点にそのまま反映されますが、女子の場合は8掛けになります。そうやって、もともと主観でつける演技・構成点の差をなるたけ少なくしようという、採点システムを作ったときの良心なんですね。8掛けにしかならないので、よっぽどジャッジが点差をつけないと、実際の得点の差になってきません。

テレビで言ってましたよね。キム選手は過去に10点差を浅田選手にひっくり返されたと。だったら、10点以上ぶっちぎっておけば、かなり安心ですよね。

では、女子と男子の演技・構成点というのは、どういうふうに出てくるのがこれまでの慣例でしょうか?

昨季の世界選手権のショートで一番評価された高橋選手と浅田選手とキム選手自身の点を比べてみましょう。

高橋(浅田)キム
7.86(7.43)7.21、7.64(6.89)6.71、7.79(7.36)7.00、7.89(7.21)7.14、8.07(7.21)7.11

これが事実です。男子は総じて、女子より高く出ます。高橋選手でさえ、音楽の解釈でわずかに8点を上回っただけです。

今回のキム選手の
8.45、7.75、8.5、8.05、8.15
という点がいかに、これまでのフィギュアの常識をくつがえすものかわかるでしょう。

この点を見たとき、「フリーはどうするんだ?」と思いました。普通の点に戻して知らんふりするのか、このまま突っ走るか。

ジャッジの判断は後者でしたね。

さすがに、ショートで1人だけ8点台では、いかにバカな素人でもおかしいと気づくと思ったのか、他の選手にも適当に8点台を与えるという「一緒アゲ」になりました。

キム選手のフリーの演技・構成点
8.5、8.25、8.7、8.6、8.7

安藤選手のフリーの演技・構成点
7.95、7.65、8.15、8.05、8.15

ちなみに安藤選手の初戦のアメリカ大会(このときもキム選手が1位)は、
6.95、5.65、6.85、6.6、6.55

安藤選手はシリーズ序盤、ずっと低くつけられ、モロゾフがジャッジに説明を求めに行っています(要は圧力)。5.65ってのが、ふるってると思いませんか? 

今季はこんなに異常に上がったり下がったりするんですよ。これを「表現力」で説明できますか?

Mizumizuにはできません。

では、男子の世界王者となったライザチェックのフリーの演技・構成点は?
7.7、7.7、8.1、7.9、8.1
これが男子フリーで最高でした。
4大陸(カナダ開催)は、
7.5、7.05、7.65、7.55、7.6。

またまたキム選手の演技・構成点は男子王者をはるかに凌いでいるのです! スケートの技術に関してはぶっちりでライザチェックを見下ろしています。2度目のルッツは回転不足気味で着氷の軸が傾き、3サルコウは跳べずに2サルコウでも回りきらなかったキム選手が、です。

この発狂点がどのくらい発狂してるか、トリノでジャンプでもステップでもスピンでも表現力でも「他の選手とは次元の違う」演技をしたプルシェンコ選手に登場していただきましょう。

あのときのオープニングの4T+3T+2Loはすごかったですね~。それからすぐに3A+2Tを跳んでしまいました。ステップの速さも度肝を抜かれましたね。

プルシェンコのトリノのフリーの演技・構成点(カッコ内が今回のキム選手)。
8.46(8.5)、7.75(8.25)、8.39(8.7)、8.18(8.6)、8.43(8.7)
トリノの男子フリーではバトル選手が8点台を1つ出しただけですから、プルシェンコがいかに傑出していたかわかるでしょう。

そのプルシェンコを…

スケート技術で上回り、つなぎのステップでも上回り、演技・振付・音楽との調和でも上回っていたのです! 去年までそこそこ跳べていた3ループも跳べなくなり、サルコウも劣化したキム選手がです。ジャンプ跳べなくなっているのに、どんどん点が上がる… あ、トータル・パッケージだからですか、なるほど。

申し訳ありませんが、もはや理解不能です。

いや~、凄すぎます。ぜひトリノでプルシェンコとガチンコ勝負してほしかったです。そうやって現場でくらべれば、Mizumizuのような素人でも、キム選手の「表現力」が理解できたかもしれません。

昨日紹介したビアンケッティさんが、演技審判の人数が12人から9人に減ったことで、さらに採点の信頼性が損なわれるのではと危惧していましたが、まさにそのとおりになりましたね。演技・構成点が派手に上がったり下がったりというのは、今季から顕著になりました。

ビアンケッティさんは、ジャッジは匿名ではなく記名で点をつけ、各ジャッジの点についてあとで裏で評価して、他と違った点をつけたからといってジャッジを罰したりしてはいけない。そのかわりに自分で出した点は自分で責任をもて、と言っています。ランダム抽出もだめ、上下を切って平均するだけでいい、とも。つまり、演技審判は意識合わせをしてはいけない、と言ってるんですね。ただ、そうなると本当に各ジャッジで点がバラバラになるし(基本的に好みが入る採点は、それが本来なんですが)、ある程度の意識合わせは、せざるをえなくなるのじゃないかとは思いますが。

昨季までは、演技・構成点として出てくる点は、相当まともでした。ある程度の意識合わせはあったでしょうが、プロトコルの5コンポーネンツの評価を見るのが案外楽しみだったのですね。

たとえば、昨季のファイナルのランビエールVS高橋選手のプロトコルはおもしろかった。芸術性の高いランビエールに対して、4回転2度をにらんで、プログラムの密度をあえて落とした高橋選手。僅差でランビエールに軍配が上がりましたが、振付や曲の解釈などのわずかな2人の差が絶妙で、「そういわれれば納得せざるをえないな、さすがプロの評価」とうなったものです。

昨季までのMizumizuブログを読んでいる方ならわかると思いますが、基本的にMizumizuは、ジャッジの採点を信頼していました。ダウングレードについても「ルールがおかしいのであって、ジャッジは基準にもとづいて判定してるだけ」という立場でした。

しかし、今季の「厳密化」。そして実際の試合で起こる露骨な特定のジャンプ殺し。世界選手権では、安藤選手の3ループは決して容赦しなかったですね。他の選手の微妙な不足ジャンプは認定されてるのもありましたが。モロゾフは狙われているジャンプに気づいて、フリーからはずしましたが、3ループの単独さえ回転不足を取られました。たしかに少し足りなかったかもしれません。つまり、3ループを安藤選手から奪わなければ、勝てない選手がいるんです。「安藤・浅田には勝たせないぞルール」の正体、そろそろ納得していただけましたか?

こんな判定や出てきた点数を見て、まだルール・ジャッジは公平などと思うおめでたい人は、せいぜい田舎でイタチでも追いかけていてください。

したたかなモロゾフは、そんなことは信じてません。世界で勝負してる彼は、ルールはあくまで人為的なもので、意図的な判定がしばしば行われることを熟知しています。ISUが、安藤・浅田にはもう2度と決して勝たせないつもりでいることも、今季身にしみたでしょう。彼らは日本からお金を引き出そうとしているだけですから。最後の世界選手権での日本選手の低得点を見れば、わかるでしょう。3人いたら、そのうちの1人は決して点を出してもらえませんでしたね。

国別対抗なんて茶番、まだ皆さん、見たいですか? 浅田選手のあの消耗ぶりを見ても? インタビューでは、もう声が出てなかったじゃありませんか。国別対抗で日本に金メダルなんて、意味のないお手盛りをしてもらって、嬉しいですか?

続く









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最終更新日  2009.03.31 15:31:38
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