雑誌記者など定例会見に参加 東京地検
東京地検は10日、記者クラブに所属していない雑誌記者やフリーライターを対象に含めた初の定例記者会見を開いた。大鶴基成次席検事は「法律の制約はあるが、可能な限り説明する。多様なメディアが様々な視点で報道するのはいいことだ」と述べた。
会見に参加できるのは事前登録した雑誌記者・フリーライターと記者クラブ所属の記者。同地検によると48人が登録を申し込み、提出書類などに不備があった5人以外は認めたという。この日は登録者のうち15人が出席した。
最高検は4月、全国の地検・高検に対し、雑誌・フリー記者を含めた定例会見を開くよう求めた。ただ、東京地検は「言葉だけで十分説明できる」との理由で撮影を禁止。録音も認めていない。